これはLinuxデスクトップの話です。
リビングで使っているSL6(Scientific-Linux6_64)ですが、geforce7600GSというグラボを付けていましたが、ドライバーを当てるのが面倒だったので(普通に使えるしね)Linux標準のVGAドライバーを使っていました。
ふと、デスクトップの効果でcompizを使おうと思ったら、geforceのドライバーを当てていないことが分かり急遽セッティングをしました。
ドライバーのあて方は → こちら
慣れれば時間的には10分から15分で完了します。
結構、面倒なところありますが、何回か作業すると流れが自然と身に付きます。
そして起動し直すと・・・・
やはり細かなところが美しい、フォントも小さくなっている。それに明るい感じがする。
モニターの設定でみると周波数も60MHzだったのが75Mhzに上がっている。
compizを設定して、画面が横にグルグル回るようになりました。
やっぱ、compizの付いていないgnomeは淋しいのう。
小さな事かも知れませんが、やはりデスクトップが引き締まって、フォントの表示からブラウザの表示全体が美しく見えます。やはり、geforceかradeonはあった方がデスクトップはいい感じです。使うグラボは安い物でも充分ですし、標準のオンボードVGAとLinux標準ドライバーでは見栄えがいまいちです。
オンボードのVGAを使っている人は、安いVGAを買ってきて付けてみる、自分でドライバーをあてるという作業をする事も大事な事かと思います。安物でもgeforceはgeforceだべ。
えっ、自分のVGAが分からない?
基本的には安物メーカー製品(book型とか)は付いていません。
CentOS-6やScientific-Linux-6では標準VGAでcompizは動きません。動かない(設定できない)人は、標準VGAかgeforce、radeonのドライバーをあてていないという事のどちらかになります。
どちらかは自分で調べて欲しいと思います。
ドライバーをあてたらkernelが更新(update)されてしまうとドライバーが消えてしまい、またドライバーを最初からあてなくてはならないので、注意してください。kernelが新しくなる度に作業すると覚えてしまいます。
# vi /etc/yum.conf で exclude=kernel* を最後尾に追加して保存する。
これを忘れずに・・・・。
MIntとかubuntuとかのDebian系はまたやり方が違うと思います。
最初から自動的にドライバーをあててくれるOSもあるので、「こんなの難しいから嫌だ!」という貴兄はそういうOSを選ぶという手もあるのではないでしょうか。しかし、こういう作業が面白いのですが・・・。
さて、windows10が発売されましたが、クラウドまっしぐらのOSよりも、こういう使う人の手が入れられる楽しさがあるLinuxも良いのではないでしょうか。
標準VGAの人は、geforceかradeonでGo!Go!しようぜ!