日本のこれからの将来像が全然見えない

投稿者: | 2017年12月8日

ボーナスシーズンですね。
もう皆さんの会社は支給されましたか?

昨日は色々と税金の事について書きました。
これから日本で生活して最後を迎えるのは非常に厳しくなりそうですよね。

問題となるのは、そこに辿り着くまでの間、悩まなくてはならないことです。
いつも頭の片隅にお金や自分が病気になった時の事、そして貯金が無くなった時の事等不安なことばかりを毎日考え、生きていく事に疲れてしまうマイナスパターンです。

最近、ふと思った事は痴呆症や呆ける事は高齢者になると発症し易い病気ですが、これは人間の脳が自ら「もう辛いことを考えなくてもいいよ」、「もう忘れてもいいんだよ」という指令を出しているのではないか?と思う事があります。

ここまで来る間に、家庭問題、子どもの問題、人間関係、お金の問題、色々と悩みを重ねて来て、本来だったら投げ出したいと思ってもおかしくない状態を潜り抜けてきた人こそ、発症し易いのではないか。

脳が心配をさせない、死に対して恐怖を感じさせないためのものではないかと思っています。

健常者にしてみると、「呆けてしまってかわいそう」とか「面倒みるのが辛い」とかあるのかも知れませんが、事前に「もう前の人格ではないから悲しまないで」という事を現しているようにも感じます。

高齢者で仕事も出来なくなり、お金も無くなってしまい、生活保護を受けるという事になれば、普通の人は社会のお世話になりたくない、死んだ方がまし。と考える人が多いのではないでしょうか。

そういう考え方の人が痴呆症になれば、そんな事を考えなくなり、至って普通に社会の手助けを受け入れて心配事忘れて穏やかな最後を迎える事ができるようになる。

今の社会情勢の中で、生活をし子供を育てながら70歳で退職をしてからの30年間の生活費を貯めていくのは至難の業ではないかと思う。

今後、相続税等も上がり親からの遺産も大きく引き継ぐことが出来なくなると思う。
そうなると、生きながら心配事を抱えた人たちが溢れかえる世の中になってしまう。

ましては、正社員ではない人の割合が急増している。
サラリーマンでは年間所得が800万円以上の人は増税となる。
これは、今後、700万となり600万となり下がってくるのは目に見えている。
それと反比例するように年金は貰える額がどんどん下がっていく。

趣味もやらず、将来のために貯金をして生活するだけ。
やっと貯めたお金が底をついて、結局、生活保護になってしまう可能性だってある。

こんな生き方ってどうですか?

全然、生まれてきた意味が無いように思いませんか?
自分の老後の生活をするために若い頃から少ない給料から貯金していく。

いつかどこかで、自分の好きな事をやり楽しく生活して最後を迎えたいと考えますよね。

人間いくつまで生きれば満足するのか?

人それぞれかとは思いますが、伴侶が亡くなったとき、身体が動かなくなった時、治らない病気になった時、子どもが一人前になったとき、今はそう思うのかも知れませんが、きっとこれからは、この中に「お金が無くなったとき」という項目が入ってくるのではないかと思う。

格差社会と言うが死ぬ時にも格差が出てきそうですよね。

そう思うと、今、適当に自分の事しか考えない政治家や党、日本の社会の仕組みを考えている官僚達の罪は重いと考えるのは私だけなのか。

日本のこれからの将来像が全然見えない。

 

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