年金だけでは足りないと思っていましたが、2000万以上必要とは・・・。
家のローンを背負い、子どもの教育費を払い、生活をしながら2000万円を貯めなくてはならないという事でございます。
今の時代、子どもを作るのが遅かったりして、子どもが大学を卒業する時には、50歳近くになっている人も多いのではないでしょうか。
多分、家のローンと子どもの教育費だけで貯金という貯金は生命保険程度ではないかと思います。
すると、50歳から2000万円以上を貯金しなさい!と言われても困るんですよ。
だって、今は40代から会社で肩叩きに合うんですよ。
50歳代で切り抜けて、そこからの試練がまだ待ち構えているとは・・・トホホです。
この傾向は、これからもっと強くなるはずです。
今は40歳代でリストラ、今後は不要と思われたら30歳過ぎてリストラ勧告。
そうなったら壊れたエレベーターと同じで生活は急降下爆撃機になります。
そんな世の中で生きていく難しさを感じてしまいます。
だってそうでしょう。
やっとの思いで大学に入学、やっと卒業して、念願の会社にも上手く滑りこむ事ができた。
大体、昔は、この時点で自分の将来設計は描けたはずです。
しかし、今後は違うぜ!
会社に入り、結婚して30歳までに子どもを作り、40歳までの間にリストラ対象にならないこと。そして、50歳頃には子どもは大学を卒業していて独立している事。
必ず70歳まで働いている事。
何か奇跡が無い限り非常に難しい感じしませんか?
「俺は結婚もしないし、子どもも作らないから平気、平気」と思っていませんか?
今後は夫婦で生活して年金も夫婦合算で計算しないと生きていけません。
ましては独身であれば、税金も多く取られる可能性が高いでしょう。
一番、考えなくてはいけない事は将来の年金がどうなるかです。
年金を満額もらえる時期が65歳⇒68歳⇒70歳⇒73歳⇒75歳⇒78歳⇒80歳となっていく可能性がある訳ですよ。貰える額だって年々減っていく。
将来いくら会社で雇ってもらえると言っても70歳が限度でしょう。
75歳としても、完全に嘱託扱いで生活費を稼ぐレベルの仕事ではないかと。
そうなると今は2000万でも将来は2500万、3000万と段階的増やす貯金が必要となってくる。
それが40歳代でリストラされたら一体どうなるのか?
怖くて考えるのも書くのも嫌です。
壊れた潜水艦と同様、浮上しませんよ。
今から、息子の代には日本はどうなっているのか心配になります。
金持ちはどんどん金持ちになり、貧乏人はずーっと貧乏人のままです。
インドのカースト制度みたいな状況を日本でも作りたいんでしょうかねぇ。
さて、今後どう立ち回っていかなくてはならないのか。
次の記事で書いて行きたいと思います。