医療関係者や保育士や介護士の価値は

投稿者: | 2020年4月9日

この緊急事態宣言でも働いている人は沢山います。

医師や看護師は感染者もしくは感染者と疑われる人と接触をしなくてはならず、自分自身も感染する恐れを感じながら仕事をしています。

感染すれば、家族にも感染をすることになります。

保育士については、医療関係者がこの時期に子どもを預けている場合が多くあります。会社が休業もしくは自宅待機になっているのにも関わらず、子どもを保育所に預ける身勝手な親もいます。

介護士に至っては、免疫力が低い高齢者の面倒を見ている関係で自分自身の衛生管理や施設の衛生管理にも気を使い、その施設から感染者を出さないように努力をしています。

これらの人達に共通する事は弱い立場の人を助ける仕事であるということ。

医療関係者については、休みもなく疲弊しているにも関わらず仕事を続けなくてはならない。保育士についても同じで、子どもが普通の風邪で熱を出したも自宅待機で有給休暇を使わなくてはなりません。介護士も多分同様でしょう。

保育士や介護士の待遇の低さはどうなんでしょう。

保育士に関しては待遇面がだいぶ改善されてきたとは言え、一般企業からしてみるとかなり低い状態です。子どもの生死に関わる仕事なのにこんな待遇で良いのか?とも思います。

そして介護士については、保育士よりも悪い待遇であると言えます。

処遇改善と称して給与面を引き上げる策をやっていますが、一人当たり1万円を満たないアップで待遇を改善したと言われても誰も納得はしないでしょう。

長く保育士や介護士で経験を積んでいる人でさえ、一般企業の人に当てはめると事務員程度の待遇なのです。

その上、介護士は祭日も休みなく、5月の連休や夏休みも無く仕事をしなくてはならない。年間の休日が100日を切っている法人も多い。年収を働いた年間時間数で割るとアルバイト以下の単価になるかも知れません。

先に述べたように、人を助ける位置にいる人達がこんな待遇で良いのか。
その仕事はそんなに価値が無いものなのかと思うのです。

今はおやじだがもう少したてば、誰でも高齢者になる。

その時に気持ち良く面倒を見てくれる介護の人達が必要です。

生きて行く中で大事な職業である保育士や介護士の待遇をより一層改善される事を望みます。
そして医療関係者の努力が報われるような仕組みにして欲しい。

社会が必要としている大事な仕事はブラック化させてはならないと思います。

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