令和時代のバイク中古車の選び方については、その②まで書きました。
その③は只今、製作中なのでお待ちいただければと思っております。
やっとKAWASAKIのNinja ZX250Rが発売されそうですね。
馬力も45馬力や46馬力、もしかすると51馬力という話が出ています。
私としては、40馬力以上あればよろしいと思っています。
馬力も大事ですが、4気筒の音を楽しみたい人が多いのではないでしょうか。
今のフルカウルスタイルで新型のインライン4のエンジンであれば、本当に格別な感じがします。今までツインしか乗ったことが無い人もきっと欲しいと思う仕上がりになっている事でしょう。
私的にはフルカウルもいいが、ネイキッドも出して欲しい。
噂ではＺシリーズとして出すのでは？と噂されているようです。
バリオスⅢとして出してくれるとうれしいですね。
さて、250ccの4気筒と言えば高回転型エンジンです。
HONDAのエンジンも16000回転からレッドゾーンという超高回転型ですよね。
アクセルを回して引っ張れば伸びてゆく感じです。
音も低音から高音に切り替わってゆくところが何とも言えないです。
ただ、乗っていて弱点もあります。
★メンテナンス的には・・・・
①プラグの消耗が早い
②冷却水が減るのが早い
③オイル交換も早めにしないといけない
プラグの消耗は高回転ゆえ仕方が無い事です。
普通の車なら60kmを2000回転程で走っているのが、高回転型バイクであれば、6000回転近くになっているのです。
ほぼ3倍の回転数ですよね。
普通に考えれば、3倍プラグの消耗も早いという事です。
普通車が1万kmで交換なら、3000kmほどで交換という事です。
消耗したプラグを使っていると燃費が悪くなったり、低速でノッキングを起こしたり、高回転に回した時に馬力の出方に違和感があったりします。
始動して直ぐよりも熱くなってから悪い症状が出やすいと思います。
これは所有者の載り方にもよりますが、基本的には3000～5000kmで交換かと思います。
プラグ1本500円程度なので、交換すると4本で2000円の出費になります。
水冷式のバイクであれば、冷却水も消耗しますが、4気筒のバイクの冷却水って減るのが一段と早いように私は感じています。
多分、普通の走行から高回転で走行したりするのでエンジンの温度も急に高温になったり、低温になったりと差が激しいからでしょうか。
これは私の感覚なので一概に言えませんが・・・。
後はオイルですね。
基準となるオイルは指定されていますが、超高回転エンジンの場合には本当に早め早めの交換をした方が安心です。
粘度が低くなり水っぽくなってしまう事や金属のカスがエンジン内を循環している事になります。これはバイク乗らなくてもオイルは酸化するので3か月以上放置した場合にも交換した方が安全です。
★乗っていて・・・
①高速道路が疲れる
②渋滞時低速で走行するのが疲れる
③燃費が悪い
バリオスの場合ですが、高速道路を100kmで走行するとエンジン回転数は9000～10000回転です。レッドゾーンが18000回転なので半分と言えば半分なのですが、常時10000回転で回っていると思うと可哀そうだし、非常に疲れます。気にしなければ平気なのですが・・。
一般道での回転数は5.6000回転程度です。
バリオスの場合、エンジンの一番馬力の出る回転数は13000回転あたりですが。こんな回転数を維持して走ったりできません。
という事は、馬力もトルクも無い低回転で一般道は走行しているのです。
渋滞時なんかギクシャクした状態になってしまうので疲れるのです。
燃費は4気筒あれば全てのシリンダーにガスを送っているので、普通に考えても燃費は悪くなりますよね。その上、高回転まで回したら尚更悪くなります。リッター当たり20～23kmあたりでしょうか。
★おやじの総評
全てが満足する車なんて元々ありません。
スタイルやエンジン音等、バイクの何を基準に選択するかどうかです。
私の場合には、バリオスのエンジン音が好きで選びました。
アイドリング音から高回転になった時の音、全てが最高です。
その音を聞くために日頃メンテナンスをしていると言っても過言ではありません。
大きさや重量も自分の体力に見合っている。ゆっくり走行していても音が好きなので堪りません。
維持費や燃費においてツインやシングルと比較してお金はかかるが、それはそれで仕方が無いと割り切っている。もう旧車に近いので壊れても「仕方ないな」という感じです。
自分が好きで選んだバイクだから人に文句を言われる筋合いはない。
250ccだからと馬鹿にされることも無い。
自信をもって乗るべきだと思います。