スーパーカブは長い期間、デザインを変えずに生産販売されてきました。
どこに行っても知らない人はいません。
新聞屋さんから郵便屋さん銀行員も使ってます。
理由は、耐久性と経済性です。
あれだけガンガン低速で走って、エンジンも酷使しているにも関わらず壊れない。
ボロボロでドロドロの汚れたカブでもエンジンはかかるし、ちゃんと動きます。
言い方悪いですが、これがバリオスだったらとっくに壊れてます。
それだけ、エンジンが良く出来ているのだと思います。
このエンジンは色々な車種に搭載されてきました。
それがモンキーであったりダックスであったりジャズなどもそうです。
最近では、原付2種で110ccや125ccに排気量を上げた車種もあります。
それがスーパーカブ110や125、クロスカブ110等です。
長い事販売されているとファンも多く、中型、大型のバイクを所有していてもセカンドバイクとして欲しくなる存在のようです。
そんな所有欲をくすぐるカブがハンターカブ(CT125)です。
カブでありながらアップマフラー、エンジンガードが付いている。
どこでも走れるカブになっています。
スーパーカブがあり、派生としてクロスカブやハンターカブがある。
ハンターカブが売れたからと言ってスーパーカブは無くならない。
極端な話、モンキーやグロムが無くなってもカブは最後まで生き残るはずだ。
そこが長く生産されてきた証でしょうか。
昔からデザインが変わらない。
何十年経過しようが、人に愛されるかたち。
これから100年経過してもデザインは変わらないだろう。
Made in Japanという表現が一番似合うのはスーパーカブのような気がします。
車で言えば、英国のMINIのような存在です。
時間が経っても人に愛されているところでは同じです。
タイムレスデザインと呼ばれるようです。
デザインが変わらないところに安心感がある
今の車には無い事です。
何でも新しいデザインが良い訳では無い。デザインそのままに新しい機能を取り入れていくような車があっても良いのではないでしょうか。
人気があって売れた車種も二代目・三代目になると変なデザインになり売れなくなるのを何度も何度も見てきました。
それなら長く同じ形で見えない部分を新しくし売れば良いと思う。
部品などは生産数が多くなれば安くなり、結果的には販売価格を安く提供する事にもつながるからである。
車、それも軽自動車さえ購入出来ない人が増えてきている。
それだけ非正規が増え、正社員の給料も減っている。
移動手段としてバイクが見直されるのも当たり前の事なのかも知れません。