世界征服 –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 252018
 

この23.24日で幕張のコンサートに行った人は、新BABYMETALを最初に見た人達になります。

YUIMETALが休養で休んでいた時は、暫定BABYMETAL。
今回は脱退してからの新BABYMETALです。

見に行った人達の中では、・・・・

① YUIMETALが抜けた穴をどう埋めるのか?
② 踊りと人数体制はどうなるのか?
③ YUIMETALが脱退した事のアナウンスはあるのか?

そんな事を考えながら見ていたのではないでしょうか。

多分、バックバンドの方々はプロですから、音的にも変わらない状態を再現するでしょう。

今年の1月にギタリストである「小神」藤岡氏が亡くなってしまった事やYUIMETALの病気休養、そして脱退とBABYMETALの躍進と相反して不幸な事も多いように思います。

BABYMETALは狐様を神として崇めている。

狐様がいるのは稲荷神社です。(神社では狛狐、地元のお稲荷さんにもいらっしゃいます。)
メギツネのPVでも赤い鳥居が映ってますよね。

稲荷神社は五穀豊穣の女神が祭られていて、狐はこの女神様の家来なんですよね。

五穀豊穣の女神ですから、食べ物(穀物など)の神様として考えられています。
4月の春から秋の収穫の時に山から女神さまが下りてきて守ってくれるという言い伝えです。

ちょうど、この春先に現れる動物が狐だったので、狛狐になったようです。

そして、この稲荷神社ですが、願望成就に効くと伝説として広まりました。

その願望成就に対して、即効性が強い神社と言えますが、その分しっぺ返しや悪い意味での見返りも大きい神社のようです。

願望を叶えてあげた代わりに何かを提供しなさい。という事です。

BABYMETALの願望を皆さん覚えていますか?

最近BABYMETALのファンになられた人は?と思うかも知れませんが、初期の頃にSUMETALが良くテレビでも言っていましたね。

それは「世界征服」です。

メタル音楽と踊りで世界中の人達を征服したいという意味でしょうか。

この願望って今どうなんでしょう。

私的には「叶った」のではないかと思っています。

イギリスを皮切りに色々な野外フェスに出演して成功を収めてきた。
メタルの重鎮からも愛されている。

この「世界征服」という願望が叶えられた代りの代償がこういう事だったのかと思うようになった。

・・・これはあくまでも私の個人的な想像です。

SUMETALとMOAMETALの二人にはこれからも良い物を見せて欲しいと思っている。

ツアーが終わって完全形態のBABYMETALがどんな姿になるのかとても興味がある。

4月 042016
 

BABYMETALのイギリス・ウエンブリーアリーナの公演は大成功だったようです。

このところコンサート等は無く、BABYMETALロス現象が起きていたのではないでしょうか。
また海外のコンサートが始まるとネット上でも動画上でも大騒ぎとなります。

私も2012年の頃からBABYMETALを見てきましたが、はっきり言ってこんな状況になるとは思いもよりませんでした。というよりもメタルという音楽が世間に受け入れられるとは思ってもいなかったのです。

しかし、BABYMETALは、メタルを一般人にも知らしめた。
そして、アイドルとダンスがメタルにマッチする事も理解させた。ましては言葉の通じない日本語で歌い実証した事実は今までの日本国内のJ-POPの連中に一泡吹かせたに違いない。

1970年、80年、90年と日本語は世界で通用しない言語である。と国内で思われていた。
ロックに日本語は合わない等とロックを演っている連中から出てきた言葉である。

いかに視野が狭かったのか。

BABYMETALが世界に認められた理由とは何か?

ロックミュージャンは今まで「俺の作った音楽を聴け!」みたいな押し付け的な部分があったのではないか。そこにはプロデュースをする専門のミュージャンもいるが、日本の場合には皆無であったと思う。自分で楽曲を作り、演奏する。そこまでの話で、そこからどう売っていくのか?バンドの個性とは何か?考えられて演出されたバンドは数少ないのではないのか。

売れてからでは無いと自分の本当に演りたい音楽が出来ない。
そういった日本国内の環境問題も大きいだろう。

海外では、トッドラングレンやアルクーパー、アランパーソン等プロデュースが得意な人もいる。

BABYMETALはバンドでは無いが、神バンドと踊り、舞台演出、広告宣伝などトータル的に管理され、今まで無かったメタルとアイドルの融合を行った。

前例にパフュームの例があったのも良い参考になっていたのではないか。

だが、売れたのはそれだけではないだろう。

やはり本人達の努力があってからこそ今の立場がある。
メタルでは無い表現方法をした。
メタルでは有り得ない可愛い女の子3人組。

イントロBabymetal Deathが始まると一気にボルテージが上がる。
この流れはメタルの様式美と一致する。

一生懸命、歌い、汗をかいて健気に踊る。
それをメタルファンが見て何かを感じたのであろう。

売れた楽曲では、「ギミチョコ!」が1番世界的に知れた歌である。
しかし、個人的には「イジメ・ダメ・ゼッタイ」がメタルらしい流れで好きだ。
最近はこの「ギミチョコ!」の流れの楽曲が多いが、やはり「イジメ・ダメ・ゼッタイ」のようなメタルらしい、ツインリードの音色がきれいな楽曲も作って欲しいと思う。

アイドル寄りのメタルではなく、メタル寄りのアイドルでいて欲しい。

「世界征服」はショッカーも出来なかったが、BABYMETALは征服するであろう。

12月 172014
 

BM(babymetalの略)の属しているアミューズには海外有名レーベルからのオファーがあったらしい。
この件については、事務所の社長がラジオ番組で発言をしているので本当の話である。

アミューズと言えば、最近、アメリカツアーを行なったパフュームもいる会社である。

そして、2015年の5月には海外(アメリカ)のメタルフェスである「ROCK ON THE RANGE 2015」にも参戦する事が決まっている。この「ROCK ON THE RANGE 2015」はslipknotやLINKINPARKやJudasPriestも出演する大規模なメタルフェスである。

Bm_ame1

今後の動向の真相は不明だが、海外のメジャーなレーベルと契約するまでには至っていない、というか断ったという事である。断った理由ははっきりしないが、日本国内の販売に関しても契約内容に含まれていたという事だったという話ですが、今現在、この話が進展しているのか保留なのか完全にお断りをしたのかは分からない。

今までの経緯として、日本のアーティストが海外に進出するとなぜか失敗する事が多い。

これは、日本国内で売れたから海外でも受け入れられるだろうという安易な予測もあるが、基本的には海外のレーベルと契約によって、雁字搦めの条件を飲んでいるケースが多く、その契約によって売り出し方や曲、アルバム制作など非常に細かい内容にも及ぶ事にある。つまり、日本と同様のマネージメントが出来ない、ミュージシャンの売り出し方も日本と違った角度で見直される。

そういった環境の中にBMが今現在、位置しているのだ。

海外で人気が出れば、海外からのオファーもあって当然、しいては商売としてやっているので、条件が良ければ契約するのがビジネスとしては当たり前なのだが、BMに関しては、日本のメタル界、アイドル界、音楽界の至宝的な存在になってしまっていると思う。

BMが見たければ、日本に来ればよい、という人がいるがその通りだ。
BMは日本国内では国民的アイドルとまだ対峙している最中なのである。
奴らから見たらBMは格下だと思っているだろう。
世界征服をする前に国内を制圧すべきではないのか。

日本の小さなマーケットよりも、アメリカ、欧州の大きなマーケットは魅力であると考える。
ましては、BMはアイドルでもあるので、賞味期限の問題もあるだろう。

しかし、彼女達はまだ、15.16歳という年齢である。
その事も踏まえた上で、事務所であるアミューズには、BMを守る形で商売をして欲しいと願っている。

そしてBMの主戦場は「日本」であって欲しい。