悩む事も大事 –          おやじdemo_CentOSを使う
7月 292014
 

自作パソコンの醍醐味と言えば、自分の好きなメーカーのパーツを集めて、お財布の中身と相談しながら、スペックや記憶装置の容量など自由にカスタマイズが出来て、入れ物であるケースも自分の場所に見合った色、大きさ、形状が選べるところが魅力的かと思います。

最近、この自作キットが初心者でも組立て易いように、パーツから何から全部パッケージされた商品も出ていますが、初心者の方は、自分が初心者だからと言って、あえてこういう商品を選択しなくても良いのではないでしょうか。

なにしろ、前述で書いたように、自作パソコンの醍醐味が無くなってしまいます。
それに、初心者でも現在のパソコンの組立ては決して難しい作業ではありません。
パソコンを作ると思うと、半田ゴテを使うとか、ドライバーやペンチを使って作業するようなイメージになりがちですが、そんな物必要ありません。必要なのはネジを留めるのに必要なドライバー位なもんです。

販売元の会社にしてみると、超初心者の人が、パーツを選ぶ時に悩まないようにという意味があるのかと思いますが、はっきり言って「余計なお世話です」、敷居が高いのは、このパーツの選択を自分自身の使い方に合わせて、自分也に想像して、予算を考え部品を集める作業がとても大事な事なんです。

そこを人任せにするようでは、メーカーのパソコンを購入したのと同じような事です。

先ずは、パソコンに必要な部品は何があるのか?
そして、ハードディスクの容量やSSDなど、どうするのか?
DVDはブルーレイにした方が良いのか?
3Dゲームをするなら、ビデオカードも良い物を選ぶ。などなど・・・。

そういう自分の思想をもって組み立てるパソコンだからこそ思い入れがあり、相棒となるのです。

自分で自作パソコンを組み立てをしたい!と思っている人ならば、多少は雑誌や組み立て方の本、ネットで調べるなど事前調査や勉強は必要だと思います。そこをショートカットして、何でも人任せにしてしまっては、自作の醍醐味が無くなるばかりか、後々、「あーすれば良かった!、こちらのCPUやビデオカードを選択しておけば良かった!」など反省するような事にもなりますし、もし結果論として、そう思ったとしても、自分で選択した結果だから反省すべきか、逆に次回はこうしようと前向きな考え方にも繋がってゆくはずです。

自作されている人は、購入したパーツの中には無駄というか、ダメパーツもあるはずで、そういう無駄な資産も含め自作の経験値となっているのです。すべて満足する結果など先ずは無いでしょう!どんな部品を選択しても、「あの部品にしておけば良かったのかな?」と思うときはあるはずです。

ローマは一日にして成らず!

そういう経験の積み重ねが大事なんです。
キット販売は、こういう積み重ねの無い、人の思いを押し付けられたような事。
初心者だからこそ、自分の見立てで仕上げて欲しい。

組立てやパーツの選択に自信が無くても自分で挑戦する事が大事です。

自分で使うアイテムだから、自分の好きなパーツ、そして好きなOSで使って欲しい。
考えて悩む時間も大事だし、出来上がった時の喜びが違うはずです。

こういう作業や勉強は人知れず、自分だけの楽しみとして欲しいと思います。
何でも、人に聞く、組み立ててもらう等では意味がありません。

そして、仕上げにLinuxをインストールする。

これで、あなたも自作パソコンでGo!Go!出来るようになります。
私も考えようかな「おやじでもCentOSの自作キット」(笑)