自作パソコン –          おやじdemo_CentOSを使う
9月 032019
 

皆さんはパソコンの自作機使ってますか?

それともメーカー製のパソコンを使っていますか?

私は現在、メーカー製のノートパソコンを使用しています。(自宅でね)
主にwindows10のノートとLinux-Mintのノートパソコンです。

家の中が狭いので折角自作したデスクトップPCは押入れの中に眠った状態です。
windows7でCore2Quadのパソコンですが使いたくても使えない。
SSD+HDDでデータも中に沢山入っているので稼働はさせたいと思ってはいるのですが・・・。

しかし、最近自作熱が冷めてしまっている。
面白い部品も無い、値段も高い、自作の優位性が無くなってきている。
新しいコアが沢山あるCPUも欲しいと思わなくなっている。

ただ、今の自分のパソコン知識は全て自作PCから来ていると言っても過言ではない。
何も知らない分からない状態からwindows95をインストールして使えた時の気持ちは未だに忘れる事はできない。

今まで務めた会社用のPCも含め、ざっと100台以上は自分で作りインストールをしている。
OSもwindows95 windows98 windows2000 windowsXP windows vista位までが全盛期でしょうか。以後はサーバー用途でLinuxが段々と増えてゆく・・・。

それが発展してLinuxサーバーを覚えよう!という事にも繋がった。

多分、自作をして余った部品が無ければLinuxとの出会いも無かっただろうと思う。

今はラズベリーパイのような小さなボードでもLinuxは勉強できるし、色々な装置の開発やら、もちろんプログラムの勉強にも使えるだろう。

今の私のような部屋が狭い環境でも色々楽しむ事ができると思う。

自作に興味が無い要因はもうひとつゲームをやらない事もあると考える。
オンラインゲームで戦ったりするのが面倒と感じてしまう。

勝ち負けにこだわってしまうと、やれVGAカードが悪いとか回線速度が遅いとかCPUの性能が悪いとか、違う方向に行ってしまいそう。

CPUも一時、Intel製品しか選択できない時期がありました。
今はAMDがシェアを伸ばしているようですが、少し前は全然でしたからね。

自作PCを作る時の選択肢が限られてしまい面白みに欠けたのが一番の要因かな。
ましては安く作れた自作PCも今となってはメーカー製品の方がソフト、OSを含めて換算するとそちらの方がお得という印象です。

あえて自分で交通費まで使って部品を集め、値段の高いパソコンを作るよりも、BTOでドスパラやマウスで欲しいCPUとメモリ、VGAカードを注文して宅急便で送ってもらった方が楽ちんですからね。

ただ、これではパソコンの仕組みと言うか壊れた時の原因究明知識って身になりません。

自分で部品を付けたり外したり、面倒な事をやってきたからハード面での知識が付いていると思うんですよ。

ハードの知識があればメーカー製品だって修理できるし、何かと役に立ちます。

これからもパソコンハード、Linuxの新しい知識を身に付けていくには、新しい自作PCも必要なのかも知れないと思い始めています。

AMDのCPUで新しいPCでも1台作ろうかな。

OSはもちろんLinuxです。

7月 292014
 

自作パソコンの醍醐味と言えば、自分の好きなメーカーのパーツを集めて、お財布の中身と相談しながら、スペックや記憶装置の容量など自由にカスタマイズが出来て、入れ物であるケースも自分の場所に見合った色、大きさ、形状が選べるところが魅力的かと思います。

最近、この自作キットが初心者でも組立て易いように、パーツから何から全部パッケージされた商品も出ていますが、初心者の方は、自分が初心者だからと言って、あえてこういう商品を選択しなくても良いのではないでしょうか。

なにしろ、前述で書いたように、自作パソコンの醍醐味が無くなってしまいます。
それに、初心者でも現在のパソコンの組立ては決して難しい作業ではありません。
パソコンを作ると思うと、半田ゴテを使うとか、ドライバーやペンチを使って作業するようなイメージになりがちですが、そんな物必要ありません。必要なのはネジを留めるのに必要なドライバー位なもんです。

販売元の会社にしてみると、超初心者の人が、パーツを選ぶ時に悩まないようにという意味があるのかと思いますが、はっきり言って「余計なお世話です」、敷居が高いのは、このパーツの選択を自分自身の使い方に合わせて、自分也に想像して、予算を考え部品を集める作業がとても大事な事なんです。

そこを人任せにするようでは、メーカーのパソコンを購入したのと同じような事です。

先ずは、パソコンに必要な部品は何があるのか?
そして、ハードディスクの容量やSSDなど、どうするのか?
DVDはブルーレイにした方が良いのか?
3Dゲームをするなら、ビデオカードも良い物を選ぶ。などなど・・・。

そういう自分の思想をもって組み立てるパソコンだからこそ思い入れがあり、相棒となるのです。

自分で自作パソコンを組み立てをしたい!と思っている人ならば、多少は雑誌や組み立て方の本、ネットで調べるなど事前調査や勉強は必要だと思います。そこをショートカットして、何でも人任せにしてしまっては、自作の醍醐味が無くなるばかりか、後々、「あーすれば良かった!、こちらのCPUやビデオカードを選択しておけば良かった!」など反省するような事にもなりますし、もし結果論として、そう思ったとしても、自分で選択した結果だから反省すべきか、逆に次回はこうしようと前向きな考え方にも繋がってゆくはずです。

自作されている人は、購入したパーツの中には無駄というか、ダメパーツもあるはずで、そういう無駄な資産も含め自作の経験値となっているのです。すべて満足する結果など先ずは無いでしょう!どんな部品を選択しても、「あの部品にしておけば良かったのかな?」と思うときはあるはずです。

ローマは一日にして成らず!

そういう経験の積み重ねが大事なんです。
キット販売は、こういう積み重ねの無い、人の思いを押し付けられたような事。
初心者だからこそ、自分の見立てで仕上げて欲しい。

組立てやパーツの選択に自信が無くても自分で挑戦する事が大事です。

自分で使うアイテムだから、自分の好きなパーツ、そして好きなOSで使って欲しい。
考えて悩む時間も大事だし、出来上がった時の喜びが違うはずです。

こういう作業や勉強は人知れず、自分だけの楽しみとして欲しいと思います。
何でも、人に聞く、組み立ててもらう等では意味がありません。

そして、仕上げにLinuxをインストールする。

これで、あなたも自作パソコンでGo!Go!出来るようになります。
私も考えようかな「おやじでもCentOSの自作キット」(笑)

7月 212014
 

最近は仕事先のメーカー製品のパソコンを触っている事が多く、自宅で自分のパソコンを触ると、落ち着きますね。仕事先のパソコンは自分の好きなソフトが入っている訳でもなく、CPUやメモリも最初から与えられている条件のままです。

自分のパソコンは機種が古くても、それなりに使えるようにメモリを増設したり、CPUを交換出きるのであれば上位の物と交換したりして、使い易くしますが、仕事で使うパソコンは、そういう工夫無しに、遅くてもそのまま、壊れたら交換というパターンが多く、良いスペックのパソコンでも付いているメモリが少なかったりと残念な事が多いのです。

仕事先のパソコンだから、自分でメモリ増やす訳にもいかず、もったいない感がたまりません。こう思う人結構いるのではないでしょうか?

前から自作をしている人は、自分が組み立てる事に関して、そんな技術的な事など考えたりする事は無いと思いますが、メーカー製品を購入している人からすると、パソコンを作る?というのがとても高度な技術を持っているように思えるようです。

特殊な技術?=お宅な知識?

殆どの人は趣味で自分が使うパソコンを作りますが、人によっては、友人や関係者のパソコンの要望を聞いてあげて、それなりの部品を用意して作ってあげる、いわゆる商売的な趣味としている人もいるかと思います。

私も、過去にある会社に収めた自作パソコンが50台以上あって、同じ部品を用意するのがとても大変だった記憶があります。

そんな多くの部品を取り扱うと、中には初期不良で真っ当に動かないMBやHDDも中にはありますが、こういう場合は大口顧客のクレームでHDD数台、MB何枚か予備を提供してくれるようになります。最近はQC(クオリティ・コントロール)されていて、あまり初期不良という言葉は出てきませんが、以前のMB(pentium時代)ではビデオカード含め、多かったように思います。

今は、本当に安い資金で、そこそこのパソコンが作れます。
パチンコしていたら、30分程で無くなるような金額で作る事ができるのです。
そして、Linuxを入れたら、細かな調整で1週間以上悩んだりして、投資した金額以上に頭を使うような事になったりと楽しませてくれます。

そう考えると、自作&Linuxの趣味は高等ですよね。

飲んだり、パチンコしたりしたお金では何も残りませんが、自作パソコンは物も知識も自分に全てが残り、経験値として蓄積されることになります。windowsの知識とは、難しい面をあまり使わせないような技術で出来上がっているように思いますが、ことLinuxに関しては、ネットワークの知識、DNSの知識、色々な専門用語など、それなりに覚えないと出来ない事が多くあります。

そういう面では、トラブルが発生した時には、windows使いの人程、困る事が多くなります。それは難しい面はOS任せになっているので、自分で設定をしていない、自動処理されているので、対応しようが無いという事でしょう。自分でネットワークを構築して、host名を指定して、ゲートウエイ、DNSの設定をする、単純ですが、全て自動化するのはどうなの?と思う時があります。

一つ一つの問題を自分なりに検証して、答えを導き出す。
頭をフルに使い、色々やってみる、一度悩んだ事は忘れない。

こんな大事な要素が自作パソコンとLinuxには沢山詰っています。