windows.Linux –          おやじdemo_CentOSを使う
6月 282016
 

久しぶりの記事になってしまいました。

前回の記事を読んでSSDに変更された方いらっしゃいますか?
「俺はまだHDDが使えるからそのままでいい」という人もいるでしょう。
でも、自分の使っているパソコンで気に入っている物は変えてみるのも悪くありません。

初心者の人も使ってみれば価値が分かると思います。

最近はせっかちの人が多く、何でもマウスをカチカチクリックする人が多い。
そういう人にもサクサク動くSSDは最適です。

私の使っているパソコンには4台がSSDになっています。

1.windows7 64bit core2quad9450 128GB SSD + 1TB HDD
2.Kona linux 64bit core2duoE8400 240GB SSD + 500GB HDD
3.Zorin os LITE 32bit aspire-one atom1.6G 128GB SSD
4.Kona linux 32bit IBM Thinkpad x40 32GB SSD

HDDのまま使用しているパソコンは・・・

1.centos6 64bit AMD E350 2TB HDD
2.Linux mint 64bit penitum duallcore2.9GHz 1TB HDD
3.kona linux 32bit IBM Thinkpad x40 32GB HDD
4.centos6 64bit atom 500GB HDD(server)

息子のwindowsも128GBのSSD+1TBのHDDにしてあります。
まぁ猫に小判でしょうか。
aspire-oneも猫に小判状態ですが、移動用(持ち運び用)なので入れてあります。
起動はそんなに速いと思いませんが、シャットダウンは異常に速いです。

比較的に新しいOSはSSD対応(trim)になっているので交換時にシステム的な調整はしなくてもインストールをし直せばtrim設定に自動的になります。使っていたOSをそのままコピーして使用する場合には、trim設定になっているか?確認して、なっていないようであれば自分で設定してみるようにしましょう。

Linuxも同様でcentosなら6からがSSD対応になっています。
#cat /sys/block/sda/queue/rotationalで0になっていればOKです。

ubuntu系の確認コマンドは・・・
#sudo hdparm -I /dev/sda | grep -i trim でTRIM supportedになっていればOKです。

windowsの場合にはターミナルを管理者権限(右クリック)で起動させます。
そうしたら、fsutil behavior query DisableDeleteNotify と打ち込んでください。
DisableDeleteNotify = 0と表示されればOKです。
後はデフラグを停止させる事が必要です。

課題はtempファイルの扱いです。
デスクトップでメモリが豊富にある場合はram diskの使用が良いと思います。
また、データ保存用にHDDを取り付ける場合には、こちらにtempファイル用のフォルダーを作って指定する方法もあります。

頻繁に使うパソコンであればdownloadしたり、色々なファイルを保存したりするケースが高くなると思います。そういう場合には、windowsであれば、マイドキュメントのホルダーを増設したHDDにフォルダーを作って指定すれば、SSDに保存されず、HDDに保存されるようになるので、そうしておいた方がSSDに優しいと思います。

firefoxやIEなども、HDDにフォルダーを作ってtempファイルなどはこちらに設定しておきましょう。

データはSSDになるべく保存しないようにすべきかと思います。
もしSSDが壊れても、HDDが生きていればdデータはそのまま使えます。

HDDもSSDも普段から大事なデータはBack-Upしておくのは大事な事です。

4月 142014
 

自作パソコンは趣味として多くの人がやっていると思います。
自分の好きなケース、マザーボード、CPUを取り付けて、自分の欲しいスペックに出来る事が利点でもあり、部品を入れ替える事にによって、最小限の投資で最新のスペックも維持できる事もできます。それになによりも楽しい。

自作PC派の人は殆どWindowsをOSとして入れていると思います。
最新の部品にもWindowsは必ず対応していますし、処理速度が上がった事の恩恵というか感覚が分かるというのも気持ちが良いものです。

私もWindows95の時代から自作を始めて、ATからATX、Soket-7などでパソコンを作ってきました。
古い時代の自作は設定が今より面倒で、BIOSで対応するというのが無く、マザーボード上にある小さなピンを差し替えてCPUのクロック数や倍率などを決めたりしていました。クロックアップするにも、いちいちケースの蓋を開けて、このピンの差し替えを行なうのですが、暗いケースの中にある、小さなピンを差す作業はとても不便で間違え易い、そして、ピンがどこかに飛んでいって無くなってしまう事もありました。懐かしい時代です。

今の自作は本当に簡単というか分かり易いし、ケーブルもソケットに差せば殆どが認識するし、BIOSから色々な機能を生かしたり止めたり、CPUクロックも変更する事ができます。最初にBIOSでCPUのクロック変更ができる様にしたのはABITというマザーボードメーカーだったと思います。CPUクーラーなんかも取り付け易く考えられていますが、昔は無理やり取り付けてマザーボードのクーラーを引っ掛ける部分を折ってしまったり、CPUの角を削ってしまったりと思わぬ落とし穴もありました。皆さんの中にも、そのように無駄にしてしまったボードとかCPUがあったのではないでしょうか。

そしてOSのハードに対する認識度もかなり違い、ほぼ100%メーカー提供のドライバーがないと満足に動かないという感じでした。その仕組みが向上したのがWindowsXPからでしょうか。そういったところでもXPというOSは優秀だったのではないでしょうか。XPが自作の敷居を低くしたと言う事でもあります。

一方、Linuxですが、こちらはいつも最新の部品には対応していません。

いつも少し遅れて対応するのがLinuxです。その要因は、ドライバーを提供してくれるのも、Linuxの関係者が無償で作り提供をしてくれているものです。ですから新しい機器が登場してから使えるまでにこのドライバーが登場するのを待つしかありません。そのような環境はLinuxユーザーは心得ていて、最新の機器は直ぐに手を出しません。どちらかというと、一世代、二世代前くらいの機器を安定して使うようにしていると言うでしょうか。その方が機器の価格も安くなっているし、ドライバーで悩む事もありません。しかし、最近ではこのドライバー提供が早くなってきているように思います。Linuxの新しいバージョンが登場すると(約半年周期)認識するようになっているように感じます。

Linuxと言えば、やっぱりサーバーとして使用するOSとして思われています。
でも、gnomeやKDEなどデスクトップの機能も向上して扱い易くなってきました。
ubuntuなどは、どちらかというと、デスクトップOSとしての立ち位置でしょうか。

Linuxはスペックの低いパソコンでも動作する。だから古いパソコンでも動く。
正解でもあり不正解でもありという答えです。
最新のLinuxはWindows同様、それなりのスペックを要求します。
64bitでデスクトップで動かすのであれば、メモリもCPUも性能が良い物の方がやはり速いのです。
Linuxの場合には、古いパソコンでも動くOSを提供しているに過ぎません。
そういう点がMSと違い、古いパソコンでも生かせるような仕組みというか技術者が作ってくれているのです。

ここでXPで使用していたパソコンに最新のLinuxをインストールしても、本来の動きになっていない、満足する動作をしていないと感じている人は、インストールしたLinuxのバージョンを見直すべきで、全てが最新のバージョンが良いという事でもありません。そのパソコンが生きていた時代にあったLinuxを使うのが一番良いはずです。

自作派の方であれば、ここでXPからLinuxにするのであれば、CPUをそのマザーボードに合った一番上位のCPUに交換するとか、メモリを最大に搭載するといった工夫をされていると思います。多分、新品はもう販売されていないので、ヤフオクとか中古ショップで探したりする事になります。HDDも前のATAPIが積んでいるパソコン等はATAPI仕様のHDDを探さなくてはなりません。これは中古ショップでも安価で販売されているので、まだ困るという事は無いと思います。長年使ってきたHDDであれば、壊れる前に交換しておくというのも良いのではないですか。

ここでXPの後、Linuxを入れた人、メーカー製品を使っている人は、パソコンの自作にも興味をもってもらい、安価に自分のパソコンの性能を上げるような作業もやってみて欲しいと思います。一度、足を踏み入れると抜け出せなくなるかも知れませんが・・・。