共有データのバックアップはどうすべきか?

投稿者: | 2016年2月4日

社内のサーバーをリースから自前のサーバーに切り替える検討をしています。

これは少し前の記事にも書きましたが、いまどきPC機器にリース料金を5年間も払うのもどうか?
この2台のサーバーのために毎月45,000円の支払いをしている。
メンテナンス料金は別途である。

使い方は社内の書庫、いわゆるファイルサーバーで、特に難しいサービスを動かしている訳でもなく、単純にwindows serverでファイルを共有をして、バックアップを取っているというものです。

果たしてこの仕組みが5年間で250万円を支払わなくてはならないものなのか。

サーバー管理と言っても、何か問題が出て不通になったりした時にしかメンテナンスはしない。
UPS(無停電装置)の電池交換でメンテに来た人としか会った事がない。
この費用に関しては料金が年額いくらかは分からないが5万円以上するのは確かだろう。

httpdを動かしていない。
メールサーバーも動いていない。

そんなサーバーに毎月45,000円を払うのは高いのか安いのか?

企業であれば「安心」も料金に含めて考えなければならない事もある。
何かあった場合の保険のようなものだ。

しかし、このサーバーに保険をかけるのであれば、保存しているデータのバックアップを取る程度ではなかろうか。今の仕様では同じハードディスクにバックアップを取る仕組みのようだが、これはハードディスクが壊れた事を考えると意味があるのかどうか。

Raid機能で自動的に別のディスクに保存するなら、壊れても入れ替えるという方法がある。
本来のデータ管理を冗長的に考えれば、そういう事だと思う。

一般企業でどこまでやれば良い事なのか?

定期的に外付けHDDにUSBで接続して保存するという簡単な手もある。
サーバーにするよりもNASを作った方が無難なのか。とも考えてしまう。

普通のパソコンに大事なデータをそのまま保管している会社が沢山あって、社内、部署にファイルサーバーがある会社は少ないであろう。もちろんその中には重要なデータもある。しかし知らない人は壊れた事を考慮に入れたルーティンは考えていない。

壊れた後に慌ててしまう。

後から重要なデータがあった事を知り、高い金を払ってHDDのデータ復旧に出したりする。
事前にバックアップがあれば、100%とはいかなくても7.80%のデータは元に戻り、復旧費用もかからない。ここで言う保険とは、バックアップを何かしらの方法で取っておくという行為になる。

サーバーの機器が壊れる心配よりも、ネットワークドライブという認識が無い人達が触り、何かをやらかしてしまう方が多いのではないか?と考える。

全てを自動化しても、必ず人の行為で確認をいなくてはならない。

そう思うと、サーバーを作らず自分の手でバックアップを取る仕組みを考えた方が簡単に思えてきた。

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