何でも新品は新しくて気持ち良いものですよね。
しかし、最近は本にしろ電気製品にしろ中古品が人気です。
私的には、新品買うのは高いからと言う理由が主であるとは思いますが、一概に全てがそうでは無さそうです。
中古品の良いところは・・・・
・もう販売されていない商品が買える
・高くて買えないかった商品が安く手に入る
・あまり使うかどうか分からないので中古品でも充分
と言うような事ではないかと思っていますが・・・・
大事な要素として・・・・・
・ジャンク品のような壊れた商品を直すのが好き
・汚れたボロボロの商品を美しくするのが好き
と言った趣向が違う人も存在しています。
PCで言うと私もその中の一人なのかも知れません。
今やヤフオクやハードオフ等の中古品で昔のハードを買い、きれいに直して売っている電気回路を熟知している人も存在します。
・電源が入らない
・動かない
そんな商品を分解して自分の技術で修復する。
パソコンのマザーボードやラジオ、カセット、CDからテレビまでどこが傷んでいるのかを分解バラバラにして直します。ばらしたついでに本体内部も綺麗に清掃し、外装も美しく仕上げます。
もうこうなると一種のレストアのプロの領域ですよね。
電気回路部品は同等の性能の部品が手に入ります。
トランジスタやコンデンサ等を交換して復活させる。
普通の人が見ても液漏れなどしていれば分かりますが、素人では判別が難しい。
このレストアのプロの人達は、その商品が気に入っていて自分のために直しているのかと思えばそうでもない。
プラモデルを作った人なら分かると思うが、作る直す修復する仕上げるという一連の作業をしている時間が楽しいのだ。
修理が終わった商品は完成となるのだが、レストアのプロ達は「楽しい時間が終わってしまった」という感覚ではないだろうか。
バイクも同様で古く錆びたどうしょうも無い車体を安く購入し、それを分解バラバラにして仕上げていく。
バイクや車は部品があれば修復は容易だが、旧車は部品自体が存在しない。
同じような車種や代替えの利きそうな部品で対応する。
そういう点ではバイクや車は経験が物を言う。
素人が中々出来ない作業と言える。
しかし、どんな人も最初は素人から始まる。
難しい問題や課題を克服していきながら経験を積んでいくしかない。
コストパフォーマンスの良い近道なんて存在しない。
失敗作(自分で壊してしまう)も沢山ある事だと思う。
仕事でも遊びでも何でも修復する達人も必ずいますよね。
その物を見ただけで「どこが悪いのか?」を推測できる。
物の医者のような存在です。
逆に壊すのが得意の人も居ますよね。
「ハカイダー」と私は勝手に呼んでいます。
・使い方が荒っぽい
・掃除や手入れを一切しない
・物を大事に扱うという気持ちが無い
こんな人は逆に壊れた商品を提供する側の人間なんですよね。
汚れた、スイッチが入らない、ケーブルが断線した、誰でも分かるような故障でも新品を買って古い壊れた商品は捨てる。
金持ちならまだ許せるが、貧乏でこのような性格だとどうしょうもない。
さて、あなたはどちらのタイプですか?