自分がパソコンを実際に覚え始めたのはwindows95が出てからです。
だから若い頃からパソコンが好きでやってきた訳ではありません。
の頃は、NECのPC9800シリーズが仕事先で使われていました。
勿論、ソフトはDOSで動作するものです。
その後に、windows95が発売されて、ここからPC自作が始まりました。
私は現在61歳です。
win95は1995年8月に発売されています。
引き算をすると、その時の私の年齢は36歳です。
今はLinuxもほどほど使え、ExcelやWord、Accessも使えますが、その時には何も分からない状態でした。
ただ、任天堂のゲームをしているよりもPCを作ったり、使い方を覚えたりして一人でやっている事が好きでした。
自作にしろ、Linuxにしろ、ソフトの使い方にしろ、私は全て独学です。
独学であればお金はかからないし、自分の好きな時間で勉強が出来るからです。
本を買って読んでは自分でやってみる事が好きで、自作PCも悩みながら覚えました。
今までに何台の自作PCを作ったのか分かりません。
Linuxを覚え始めたのは、このブログを始めた頃です。
今から12.3年前になります。
CentOS6をインストールしたのが最初の事です。
Linuxは自分が49歳ころに始めたOSとなります。
普通であればPCなんて飽きる年齢なのに、そこからまたLinuxで独学を始めて、現在に至っています。
Windowsを使っている頃はネットワークの知識やメールの仕組みなど何となく使っていただけで興味は湧きませんでしたが、Linuxのお陰でネットワークの意味合い、設定方法、メールサーバー、httpdまで知識として覚える事が出来ました。
windowsではOSが勝手に設定してくれる部分が多く、知識として覚えるのは自分がそこに興味を持たない限り難しいと思います。
Linuxの場合には、知識として頭に入れた上で、自分の環境に合わせた設定が必要となるので、必然的に知識として見についたのだと考えています。
この10年間は私のパソコン環境はLinux中心です。
ATOMで小さなサーバーを作って、windows機からSSHを使って遠隔設定をする。
本当に色々な事を毎日試していました。
仕事から帰って夕飯も食べすに夜中まで作業していた事もありました。
そんな知識が60歳を超えた頃に生かされてきている。
本来ならば、定年退職するおやじなのに需要がある。
色々な会社のPC・サーバー環境の設定を依頼される。
おまけに調子の悪いPCの修理までしたり、余っているPCにLinuxをインストールしてファイルサーバーまで作ってあげる。
こちらが遊び半分でやっている事が相手に喜ばれる。
ExcelやWordが使える人がパソコンが使える人というイメージがパソコン初心者に多くいますが、それは間違っています。
今やパソコンは音楽、動画編集等にも使われています。
性能も格段と良くなってきている。
Linuxもパソコンの使い方の一つです。
私は50代から覚え始めたLinux知識が60代で仕事として生かされている事に気が付きました。
そんな事とは全然知らずに覚え始めた頃は夢中になっていた。
人生どこで趣味が生きてくるか分かりません。
私はたまたま、きっかけがLinuxだったとう事かも知れません。
何事も夢中になってやっていれば何かが見えて何かが変わる。
コロナ禍でゴールデンウィークやる事無い人は無いかをトライしてみましょう!