(MVNO)仮想移動体通信事業者がどうして儲かるのか? –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 162014
 

前記事のイオンのスマホにも使用されている仮想移動体通信事業者のSIMですが、どうしてdocomoの回線を借りて成り立つのか不思議ではありませんか。それだったら持ち主のdocomoは本来はもっと安くできる筈という事になると思うのですが・・・。

Business Journal   2014/4/14より一部引用です。

話題のSIM、ドコモと通話品質同じでもなぜ格安?自分に最適なプランで、さらに節約
スマートフォン(スマホ)の月額使用料金は、フィーチャーフォン(ガラケー)に比べて高額になりがちだ。特にガラケーを使っていた頃に音声通話をメインとしていた人や、あまり使わないからと低額のプランに入っていた人にとっては、ひどく高く感じられることだろう。

そこで最近話題の「格安SIM」を検討している人もいるかもしれない。中には月額500円台で利用できるものもあり、大手携帯電話キャリアの標準プランを利用するのとは大きな価格差がある。しかし、あまりに安すぎて、なんとなく不安を感じる人もいるのではないだろうか。

今回は、格安SIMの安さのワケと、メリット・デメリットを紹介しよう。

●回線品質はドコモと同じ

安さのからくりの前に、品質についてチェックしておこう。安いからといって品質が悪いのでは話にならない。しかし、その点については、ほぼ心配いらない。

格安SIMのほとんどが、NTTドコモの回線を間借りしている仮想移動体通信事業者(MVNO)だ。サービス事業者がドコモから回線を借りて、それを切り売りしていると考えればよい。だから、回線品質やエリアの広さはドコモと同じだ。

つまり、ドコモの携帯電話がつながるところならつながる。試してみるまでもなく、普段ドコモのスマホを使っている人ならば、使えるエリアや品質がわかる。

では、ドコモの回線を借りているのに、なぜドコモより安くなるのか。これは2つの理由がある。

まず、借りてきた回線を切り売りする時に、安く売れるように1ユーザー当たりが使える通信容量に制限をかけている。1日単位や、1カ月単位などで通信容量を制限し、使う量を抑えて1人当たりのコストを低くできるように工夫しているのだ。

大手キャリアの提供するプランでは、高画質動画を見続けるようなヘビーユーザーでも、あまりインターネットを使わないライトユーザーでも、通話料金以外はほぼ一律に負担している。それに対して格安SIMは、みんなが少しずつしか使わないようにすることで、使用量と料金のバランスが取れているともいえる。

もう1つの理由は、通信以外の部分にかかるコストが抑えられていることにある。大手キャリアは商品のカタログをつくったり、派手な宣伝をしたり、キャッシュバックキャンペーンを行ったりしている。多くの店舗も維持し、ユーザー向けのサポートも用意しなければならない。そういうコストを捻出する必要がない分、MVNOは安いという部分もあるのだ。

この記事を読んでいると、回線をみんなで分け合って使っている。という事ですか。
それは、docomoの家族で分け合うプランを格安SIMで他社が回線を借りてやっている事なんですね。 本来ならば、docomユーザーがその回線の速度や帯域の多さで繋がり易いメリットとなる部分を、他社に貸して利益を出しているのがdocomoという事になります。借りた会社はdocomoが出来ないようなスタイルを打ち出し、隙間産業的な方法で売っている事になります。

それだったら、その利益分の還元をdocomoユーザーにもするべきではないですかね。
だって元々docomoは自分のスマホ・携帯のために投資をして作ったのではないですか。
その投資費用はdocomoユーザーが間接的に負担して、その余った部分を返済するまで利益としてのではないですか。 その投資に対して返済が終われば、本来経費が安くなるので、ユーザーに対して使用料を安くするのが普通ではないですかね。 リース契約であれば、リースアップした後も高いリース料金を払っているのと同じ事になります。 それがもしかして、得するかしないか分からない家族で分かち合うプランなのでしょうか。

docomoにしてみると、「うちはネームバリューがあるから、安もんは販売できないんだよね」という事なのかも知れません。

もしそうだとしたら・・・
「もうスマホや携帯端末の世界にステータスなんてありませんよ。」と言いたい。

ステータスがあるならば、格安SIMなんて若い人は誰も買わんでしょう。
しかし、売れるという事は、コストパフォーマンスに優れていると言う事であり、スマホを持っていても、そんなに通信を多く使用しないライトユーザーも多いという事です。

MVNO(仮想移動体通信事業者)の契約が2013年末時点で1375万件に上り、前年末の1010万件から36.1%伸びたことがニュース記事に書かれていました。docomoはMVNOにも貸して利益を出し、長期契約者には高い料金を押し付け、docomoユーザーには家族分かち合いでごまかしている日本にとっては有数の良い企業です。

まぁ、こういった欲の皮が突っ張っている企業でないと儲からないのかも知れません。

  2 Responses to “(MVNO)仮想移動体通信事業者がどうして儲かるのか?”

  1. 無料の部分は他社のを取ってって、www
    情報流出幇助罪確定!!

  2. この業種は何でもありですな。

    本当に情報流出幇助だよな。
    使っている本人ならず、承認を得ていない人の情報まで吸い上げる行為は止めて欲しいと思います。

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