古いパソコン環境が生きる事もある

投稿者: | 2014年10月6日

今の仕事先では、私がLinuxやパソコンが好きな事は知られておらず、このようなブログを書いている事すら知りません。ですから、職場内では、windowsの事やらオフィスの使い方などが話題となっても、あまり口を出さないようにしています。

何しろ、移動してきて、まだ2ヶ月なので、出しゃばりたくないという気持ちです。

表題の事ですが、ある人が困っている事があると冗談交じりに私に話かけてきました。
XP時代のパソコンのHDD内に大事なデータが入れてあるが、接続できる環境が無いという事。
よくよく話を聞くと、古いパソコンはHDDだけ取り出して廃棄処分をしてあり、新しいパソコンに繋げようと試みたが接続するソケットが違って繋がらないという事です。

自作派の人なら直ぐに分かりますよね。

そうです。古いHDDはピン形式のPATAのHDDです。
そして今のパソコンはSATAです。
少し詳しい人ならば変換ソケットとか、外付ケースを購入してということも出来ない事ではありませんが、いかんせんメーカー製パソコンを使っている人には難しい話なのかも知れません。

私の家には、まだまだ、PATA環境がある。
windows2000も生きている。
普通なら今どき無い環境ですよね。
でも、そのお陰で、問題を解決する事ができる。
捨てたもんではありません。

その人のデータのバックアップをしてあげる約束をしました。
だいぶ前からどうしたらいいのか?悩んでいたらしく喜んでもらえました。

これは一つの例かも知れませんが、その内XP時代の環境でないと生かせないソフトとか時間が経過してくると出てくるのではないでしょうか。ビデオでもベータとかVHSとか古い機械でないと見ることが出来ない。ビデオ8というのもあったよね。

古いからといって、直ぐに廃棄するのではなく、いつでも使えるように大事に保管するのも悪くはないように思います。今ではレコードも復活の兆しがあります。ターンテーブルとかアンプとか大事に今でも所有していれば、古き良き時代の音楽をその時代のまま聞くことが出来ます。

すべてデジタルが良い訳ではない。

自分が思いを込めて購入した機器。
大事に使いたいものです。

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