Windows7のメインストリームサポート終了だって

投稿者: | 2015年1月9日

windows7のメインストリームサポートが1月13日(米国時間)に終了します。
このメインストリームサポートというのは新機能の追加や無償サポートなどで、今後はこのサービスが一切無くなり、セキュリティサポートのみ、今後5年間サポートを行うといういう事です。

windows7自体は2009年に発売されました。
この後にwindows8、windows8.1と新しいOSが出ているので1.5世代前のOSとなります。

私もwindows7を使っていますが、XPの後にこのOSにして、とても使い易いOSであると思っています。起動も速いし、固まる事もほとんど無く、デスクトップの表示も美しい。新しいOSであるwindows8よりも企業が使い易さという点で選んでいるのが良く分かります。

しかし、MicroSoftの場合には、この決められた期限でサポートは終了となる。
新しい機能を追加したり、セキュリティ面で、修正を繰り返すよりも、新しいOSを作り上げた方が安心・安全であるという事もあるし、古いOSを長く使われても企業としては売り上げ的に困るという事が一番の理由であると思います。

新しいOSを出す時には、ハード面で新しい技術が出てからで良いのではないか?
と私は思うのです。

windows8の場合には、タッチパネル対応型で出てきましたが、スタートボタンが無く、扱いにくかったという事もあり、windows7よりもシェアが伸びなかった。これは、新しい技術というよりも、ipadに対抗するような要素が強く出ていただけで、パソコンとしてはタッチパネルなんて要らないよ!とお客に判断されただけであると思います。結局、MSもスタートボタンを追加したりして、デスクトップの表示が少し変わった程度のようなOSになってしまいました。このwindows8でモニターをタッチパネルにした人が何人いたことか。

そう考えると、これから発売されるwindows10がどのような進化となるのか。
現時点で、新しいハード的なものはアナウンスされていません。
そうなると、OSが次のVerになるだけで、面白さが無い、パソコンが今までと違うような扱い方ができるなどの利点が無い限り、買い換えるような事は無いだろう。

現在、windowsで使えるOSは、Vista、7、8、8.1があります。
今回ターゲットとなるのが、セキュリティサポートの期限が迫っているVistaになる。
Vista自体は、色々と問題となったOSであり、シェア的には少ない。
そうなると、windows7からあえてwindows10にする人は少ないと思う。

一般企業の作ったOSが世界標準OSというのもどのようなものか。
企業利益のためにOSのライフサイクルも勝手に決める。
使い易い、使いにくい、失敗作などの意見は関係なし。

こういう点を世界標準であるOSを作っているMS社は考えるべきだと思う。
好き勝手に、Officeも一緒に売り込みたいという利益優先の考えは止めてもらいたい。XPがサポート終了となって、その後、使っているユーザーが問題となった事故や事件はあったのかどうか。そういう検証も必要なのではないのか。

今後も、新しいウイルス、マルウエアは出てくるだろう。
新しいOSだからといって、ゼッタイ安全ということではないだろう。

結論的には、古い、新しいOS云々よりも、個人の扱い方次第という事である。

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