レンタルサーバーの問題点と将来 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 142015
 

レンタルサーバーを使っている企業や個人は多いと思います。

共用のサーバーであれば一ヶ月コーヒー代程度の価格の物もあります。

一般の人であれば、ブログやホームページをネットで公開する方法としては、無料で公開させてくれるブログがあったり、プロパイダ契約で何メガかのエリアを無料で与えてくれるところを使用するという感じでしょうか。

この無料で使える形の問題点としては、容量や広告が自動的に入るなど制約があり、ブログやホームページを公開する以外の使い方も難しいところがあります。

ただ、普通にホームページを公開する程度であれば充分であるとも言えます。

企業や会社、個人が自分でお金を出してレンタルサーバーを契約するのは、企業であれば自社でサーバーを設置して運用する費用面、繋がっている回線の速度など色々な面でコストも安く、自前のドメイン名も使用することが出来る上、一般の人から見たらレンタルも自前のサーバーも同じである。まぁIPアドレスを調べれば、どこの回線が使われているのかは分かりますが、普通はそこまで確認する人はいないでしょう。

私、個人もsakuraからレンタルサーバーをお借りして、このブログを公開していますが、個人の場合には趣味の一環であったり、データ保存のためであったりと色々あるかと思います。共用のサーバーであれば自作サーバーと違ってセキュリティ面で苦労する事も少ないこと、そして借りれるプランも沢山あり、本当に1000円程度から何万円という価格で選ぶ事が出来ます。

あくまでも自作サーバーと比較ですが、コストもセキュリティの心配も少なく済む。
そういう利点がレンタルサーバーにあると思います。

しかし、本日の新聞でレンタルサーバーを個人で偽名を使って千台も契約し、又貸しをしていた中国人が逮捕されました。

レンタルサーバーを悪意をもって契約し商売をしていた事です。
使われていたのは、主にサーバー攻撃をする組織(攻撃者)に使わせていたようです。

新聞にはレンタルサーバーを契約する際に本人確認が無い、オンラインで登録し使用できるというのが問題であるように書かれていました。確かに本人確認をして中国人やお隣の国の外国人には貸さないようにすれば問題は少なくなるでしょうが、今度はオレオレ詐欺の銀行口座のように名義貸しという事になるのではないでしょうか。

そもそも、中国人の32歳の個人が千台のサーバーが必要なのかという事です。
この費用だって莫大な金額になりますよね。
バックには色々な反社会的な組織が付いているのは一目瞭然です。

IT系の企業(キャリアや回線会社等)は儲かれば良しという風潮が強い。
金になるなら貸してしまえ!というのもいかがなものか。

はっきり言うと、サイバー攻撃してくる国や組織は決まっている。
そこの国の人間には貸さなければいい。
少しでも怪しい動きがあったら使用禁止にすればいい。

そのような管理が欠けているように思う。

セキュリティ会社の人が「レンタルサーバーは一種の犯罪インフラ」と発言していましたが、皆さんはどう思いますか?

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