久しぶりにパソコン関係の記事を書きます。
パソコン・Linux関係の記事を書かないでいた間に、所有しているx40とAcerのaspire-oneのOSを入れ替え作業を行いました。
新たにインストールしたOSは、x40がKona-Linux(Black)、AcerがZorinOS9-Liteです。
最初は両方ともZorinOS9にするつもりだったのですが、x40のCPUがPentium-MであるためにPAEが使えませんよという事でkona-Linuxにしました。
◎Kona-Linux ダウンロード(最新版は3.0シリーズ)
◎ZorinOS 9ダウンロード
この二つはDebian系のOSとなります。
何となく、ubuntuとかMintとかと似ている部分があります。
私は最初は結構ubuntuを使っていましたが、最近ではMintの方が多くなっています。
OSの色合いやデスクトップの種類で好き嫌いがあると思いますが、古いパソコンで使用するのであれば軽いデスクトップの方が有り難いと思っています。
x40は今までScientific-Linux5をインストールしていましたが、Linuxでもデスクトップで軽量化してある最新版を使ってみたいと言う気持ちになり、暫定でインストールしましたが、これが結構良い内容であったという事です。
感想ですが、どちらも遅いCPUなので高評価は出来ませんが、普通に使うネットPCという立場で考えれば充分に役割を果たしてくれていますし、新しいタイプの軽量Linuxなので見た目も美しく感じます。ZorinOSは青が基調のwindows7っぽい作りでKonaの方は黒を基調(コーヒーだから?)となっています。両者ともインストールされているソフトも充分過ぎるほどです。
メモリの消費もとても少ない、x40は1.5GBのメインメモリですが、起動して使用されているメモリは170MB程度、FireFoxを起動させると280から300MB程度です。ZorinOS9もほぼ同じような値です。
CPUはまぁまぁだけどメモリが少ない(1GB未満)というパソコンには最適なLinuxのように思います。
他には、x40の内蔵無線LANもすんなり繋がるし、インストール後にトラブルが起きたという事もありません。こういう部分は今までのマシン的なLinuxから扱いやすいOSになってきたように感じています。ネットワーク環境が自動的に繋がるとLinuxを扱うという事では敷居がだいぶ下がってくるように思います。
そして中古パソコンを選択する基準としては・・・
そろそろ古いパソコン(ノートPC)でも安いからというだけではなく、CPUの選択基準に一定の自己ラインを引く事が必要なのかなと思っています。これ以下は絶対買わないとかの基準です。
というのは、使い方にも依りますが、普通にデスクトップで使いたいと考えるのであれば、ノートPCでもCore2duoの周波数が2GHz以上の物を選択すべきだと思うし、LinuxでGUIを使わず、あくまでもサーバーの勉強用として使うのであればPentium-Mでも充分かと思う。ただ先々の事も考えれば何にでも使えるCPUを選択しておく必要があるし、中古でも買って直ぐに陳腐な物と化してしまうのも何となく損のように思えてしまう。
古いパソコンを分解して新しいパーツを入れて楽しむのはとても楽しい時間ですが、新しいパーツを入れてそこそこ使えるパソコンにするのもそれなりに素性の良いスペック(もう少し延命できるスペック)を選ぼうという事になってきます。
特にノートパソコンは最初に乗っているCPUが大事です。
方やセレロン、少し値段は高いがi3があればi3を選択すべきという事でしようか。
Windowsで使いたい人はCore-iシリーズ、Linuxで使いたい人はCore2quadでも良い。
デスクトップパソコンではCore2duoは基準から外す時期のようです。
SSDやメモリ増設、HDD交換等で速さや安定感、画面の美しさも考慮に入れる必要がある。
貧乏人は、貧乏なりの使い方を工夫しなくてはならない。
遊びで楽しみながらLinuxも覚えられる。
自分なりのスペック選択基準を設けておこう。