ちょっと嬉しいニュースとして4気筒が復活するかも知れないという情報です。
バイク雑誌のヤングマシンに掲載されていましたが、KAWASAKIからZX250Rという名で4気筒のエンジンが搭載されるかも・・・・?という記事でした。
NINJA250は現在はパラレルツインのエンジンが搭載されている。
HONDAもYAMAHAもSUZUKIもこの250ccクラスは排気ガス規制の問題もあり、全て2気筒のエンジンだけになってしまっています。
外装は現在の販売されいるNINJAと同じようなスタイルです。
ただ、カウルに隠れたエンジンは赤ヘッドのDOHC4気筒16バルブの心臓です。
KAWASAKIの250cc4気筒はバリオスⅡ以来になります。
バリオスⅡは2007年8月で販売を終了しているので、かれこれ12年経過しています。
本来であればZXRの後継車がNINJAという名称ならば、250ccの400ccも4気筒であったはずですが、欧州の排気ガス規制に合わせて消滅してしまったという事だと思います。
しかも赤ヘッドという事は可変バルブかも知れません。
250ccの可変バルブと言えばSUZUKIのバンディット250Vという車種で出していましたが、バンディト自体4気筒モデルの中では消えるのが早かった車種です。
250ccの4気筒エンジンの問題点と言えば・・・・・
やはりキャブレターでしょうか。
1気筒60CC程の小さな排気量に燃料を霧状にして空気と一緒にエンジンへ送る機器です。
小さいからノズルの穴が狭く詰まりやすいという事なんですね。
砂つぶのような小さな錆がノズルに詰まればエンジンが不安定になってします。
4気筒は各筒のバランスがとても大事なんですよね。
これを長い期間調子良い状態を維持していくには日頃からメンテが重要になります。
メンテだけでは無く乗らないだけでも調子が悪くなります。
強いて言えば、メンテを怠ると不動になり易いというエンジンであるということです。
それが新しい4気筒エンジンであればインジェクションになると思われる。
インジェクションになれば気難しい250ccのエンジン始動性や燃費等にも有利に働く。
キャブと比較しても扱いやすくなるのは間違いない。
初めて250cc4気筒に乗る人達にとっても良い事なのではないかと思う。
問題は販売価格ではなかろうか。
雑誌の予想では100万円前後になるであろうと書かれている。
CBR250RRが250ccとしては価格が高い設定であったが、良い物は売れるという前例を作った。
YAMAHAも250cc3気筒のエンジンを開発しているという噂もある。
HONDAはいつも最後にとんでも無いものを発表するので期待したいところです。
シングル・2気筒・3気筒・4気筒と250ccでもエンジンを選択できるようになれば有り難い、車検も無く、高速道路にも乗れる、税金も安い、そんな250ccで自分の好きなエンジンサウンドが楽しめれば最高なのではないか。
特に若い世代に4気筒の良さを味わって欲しいと思います。