私も来年には60歳となってしまいます。
若い頃は60歳と言えば「若い爺さん」という印象でした。
それがとうとう自分に当てはまってしまうとは・・・・。
学校を卒業してから、38年経過しています。
この38年間の間には、仕事の挫折から結婚、子どもが出来など沢山の人生イベントをこなしてきました。
これは皆さんもイベントの中身はともあれ同じように嫌でも経験してきているはずです。
男の場合は結婚してからの生活で「我慢」する事が多いのではと思います。
女性と違って何でも口に出して「文句」を言うという事を好ましく思っていません。
そんな我慢を重ねて40年近くなるんですね。
「我慢」する事に慣れてしまってきている。
そろそろ、この我慢も「解放」すべき時期なのではないでしょうか。
この我慢をこれからも続けていたら体に良くありませんし、人生そのものが我慢の人生になってしまう可能性があります。
問題なのは、この「我慢」している状態に慣れてしまっていて、この状態が「普通」と感じてしまっている事なのではないでしょうか。
そして、我慢=美徳 と感じてしまっている点も。
自分だけ「我慢」していれば済む事。と思ったりと・・・・。
「あれが欲しい」、「ここに行きたい」、「これをやってみたい」など色々と自分の欲求に対して我慢をしてきた人は多いはずです。
私はこの60歳という節目に「我慢の開放」をしようと思っています。
自分の身の丈にあった事になりますが、我慢をせず、無理そうな事も嫁さんに話をしたり、自分が良いことだと思った事は即実行してみるという事をやっていきたいと思う。
注意すべきことは、我慢をしない=他人に迷惑をかけないということです。
自分勝手に生きる事と我慢をしない事を別のことです。
今、問題になっている高齢者の自分勝手な行動やわがまま放題とは意味が違います。
人生100年時代と言われていますが、ゾンビ状態で100年生きても意味はありません。
呆ける前に自分で少しでもやりたい事を実行すること。
御同輩の皆様、我慢もいい加減止めて自分自身を解放しましょう!
先ずは小さな我慢を止めるところから始めてみてはどうでしょうか。