このところ60歳以降の人が各所で問題を起こしています。
店の店員に言いがかりを付けたり、暴力を振るったりするケースです。
私も60歳、還暦を過ぎましたので、気になって仕方ありません。
私同様に、同じ年代のご同輩の方々もそう考える人は多いのではないでしょうか。
多分、今までも同様なケースはあったのだと思います。
ただ、ここに来て、高齢者の自動車事故と同じような形でニュースになっています。
私が声を大にして言いたいのは、「60歳過ぎの人間全て当てはまる訳ではない」という事です。
どの年代にも暴力的な奴は存在します。
その人間が年齢を重ねると穏やかになっていくのが普通と思ってました。
しかし、これが逆になってきています。
今まで穏やかに生活してきた人が急に荒っぽくなる。
家の中でもハラスメントを平気で行うようになる。
そんな性格が変わったような人が増えつつあるのです。
自分も今は穏やかだが将来的にはどうなるか分からない。
多分、脳みそが委縮して(特に前頭葉)きていて、感情を抑える、コントロールする部位が委縮の影響を受けていると考えれる。
心当たりがある人はCTを撮影してもらった方が良いでしょう。
老害と近所の人達に言われる前に病院で検査が必要です。
また、これとは別に大手企業、公務員で自分が優秀で地位の高かった人が定年退職をした後に、以前の立場のままでいると思い込んでいる事によるケースもあります。
そんな人は、口が達者で、地元の自治会等においても仲間外れになり、高齢者になっても友達が出来ない、周囲と溶け込めないという問題を起こして段々と孤独になっていきます。
こんな人は趣味も何もない、仕事が趣味と平気で言える人でしょうか。
孤独になりたくて孤独になった訳ではないので、痴呆が進んでしまいます。
そうなると、段々と怒りの感情が湧いてくるんですね。
高齢者施設に行っても職員たち、他の利用者とも仲良く出来ない関係になるようです。
そうなって一番困るのは家族の人達です。
一緒にいる時間が長いので、怒りっぽい人には誰も近づきたく無い。孤独で寂しいくせに、人に文句ばかり言う。家族に「あれをやれ!」「これをやれ!」と人に指図ばかりする。
誰かがその事に文句を言っても言う事を聞かない。暖簾に腕押しである。
その上、猜疑心は段々と強くなってくる。人を疑う事が多くなる。
人間、長く生きる事は良いことなのか。
昔の人間は50代、60代で亡くなる人も多かった。
最後の最後に孤独で人に嫌われるような人は今より少なかったはず。
呆けてゾンビ化するのは死んだも同然ではないか。
自分は他人様に迷惑は掛けたくないと思っている。
そして欲を言うならば、家内よりも先に死にたいと思う。