FIREは「Financial Independence, Retire Early」を略した言葉だそです。
経済的自立と早期リタイアという意味でしょうか。
私なんぞ投資には不向きなタイプであり、FIREと聞いていつもの缶コーヒーなのかと思ってしまったくらいです。
昭和の時代を生きてきた人にとっては投資するという意味が違った意味をもっていた。
それは、資産として戸建て住宅やマンションを買う。
子どもを育てて良い学校に行かせる。
それが投資であると思い込んでいた節がある。
若い頃から自宅のローンを支払い、車のローンを支払い、そんな生き方なので投資に回せる金等の余裕が一切無かった。ちょっとした欲しい物まで我慢をしていたのだ。
今のFIREを目指す人は1人称である。
我々の昭和時代は嫁がいての2人称である。
自分の考え方だけでなく、連れの意見も聞かねばならない。
その上、お互いの合意が必要だった。
平成から令和となり、会社員でいる事自体が辛い状況になりつつある。
無理なノルマ、出来ない数字のために体も精神も壊す人が増えている。
裏を返せば、押し付ける嫌な上司や経営者が居るという事だろうか。
そんな環境から抜け出したい、仕事を早く辞めたいそんな願望から出てきたのがこの「FIRE」という表現ではなかろうか。
私自身も結婚以前、何のローンも無い時に戻れたなら「FIRE」するために色々と努力はしていたのかも知れない。
ただ、自分の物欲を考えると今と変わらない生活をしている可能性もある。
もう少しで年金が貰える年齢になる。
年金といっても年金通知では大した金額は貰えないのは分かっている。
それでも会社を辞めて自分と家内の二人の生活を細々とやりたいと思う。
無理に仕事をして体を壊すような事はしたくない。
強いて言えば、65歳前にでも退職をしたいと思っている。
そのために貧乏生活に慣れるように努力をしている。
車も買わない、移動はバイクにする。
そのバイクも中古車で買ったもの。
車は軽自動車で13年前に生産された車である。
壊れても安く修理して車検を取り、乗っている。
現在、8万キロ程度である。
普段の生活に違和感も無く、日々何事も無く生きている事が幸せな事であると思う。
今は62歳前、65歳前に仕事を辞めるために「FIRE」的な事を考えている。
2.3年の生活費をどうにかする方法だ!
投資する程の金は無いが、少しの金ならある。
う~ん、何か良い方法はないか。