辞め時 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 112024
 

気力と体力の限界・・・・千代の富士の引退時のセリフですが、私も最近、この気持ちが段々と理解出来るようになってきました。

千代の富士関も引退時には怪我(脱臼し易い)の関係で悩んでいたそうです。

脱臼しないように筋肉でカバーする。
そんなスタイルで相撲を取っていきました。

だから、筋肉隆々だったのです。

ただ、その理由以外に本当は「心が折れた」何かがあったのではないかと思っています。

国技である相撲を辞めてたくなる理由というのは何だったのか?

貴乃花に敗れた世代交代という事が原因であったように後から記事になっていたように思います。

若造の貴乃花に1度負けたくらいで「俺は辞める」という事になるのかどうかです。

人間ですから体調の悪い時もある。
調子が悪い、怪我をしている等、辛い時もある。

これはスポーツ選手に限らず、我々一般人も同じような事が言えると思います。

長く仕事やスポーツを続けていくうちに「これで良いのか?」という感情が年齢を重ねる毎に頭の中に出てくるようになってくる。

この時点で人間は自分の仕事の終焉を頭の片隅で考えていると思います。

そして怪我や病気、体力の衰えが出てくると、その度に頭の片隅に置いてある仕事の終焉が肥大化していく。

これが、ある一定の大きさになった時点で「心が折れる」のではないだろうか。

心は折れるとは、自分で自分に言い聞かす「もう充分やってきた、そろそろ休んでも良いのではないか」という心の叫びです。

この症状を「燃え尽き症候群」と言う人もいます。

ただ、燃え尽きた人は灰人になるのではなく、また違うジャンルの仕事に移る事が可能だ。

言い換えれば、「燃え尽きた仕事だから次の仕事へ」という事だ。

心が折れるというのは次の仕事への転換時期ではない。

仕事自体を廃業もしくは辞めたいと思う気持ちなんだと思います。

本能的な感覚で言い換えると、「もう今の仕事はやらなくても良い、次のステージへ行けばいいい」という流れではないでしょうか。

次のステージは仕事を変えるという事では無い。

今までしてこなかった、やってこなかった世界に踏み込む事だと思っています。

人生長いようで短い。

還暦過ぎて、嫌な上司と少ない給料のために我慢する事もないだろう。

それよりも先に進め・・・・・

そういう合図なのかも知れない。

3月 202023
 

現在63歳を過ぎた私です。

普通に仕事を続けていますが、いつも「辞めたい」、「自由になりたい」と考えてばかりいます。特に仕事で嫌な事があったり、貰っている給料以上の仕事をやらされたりした時には明日にでも退職したいと思ってしまいます。

60歳を過ぎれば、給料のアップも望めなくなるのに、やらされている事は他の社員と同様だからです。

これはパートやアルバイトの人もそう思っている人が多いはずです。

これだけ同一の仕事=同一の賃金と言われているのに現場ではまだまだ差別的に格差を作っている人達が多いのです。

写真素材 pro.foto
その格差を作っているのが昭和時代の経営者です。

どんな手法を使っても偉くなるために責任を人に押し付けて、自分は良いとこ取りをして、利己主義な方々なんですよね。

仕事を辞めたいと思うのは仕事は嫌では無いが、この昭和時代の経営者と一緒に仕事はしたくないと考えているからです。

自分では何も出来ない。
自分は人の管理だけすれば良いと思っている。

口だけ達者です。

こちらが我慢して仕事をしている事も気が付いていない。
元々、部下を育てようとか思っていない。

中小の経営者は、こんな人達が多いのです。

どんな状況になっても、この昭和時代のブラック経営者は変化しません。
最後までブラック経営者を貫き通すでしょう。

そう考えると自分で我慢出来なくなった、給与が不満になった、という時点で早めに離れた方が良いと思うようになったからです。

80歳前後が最終地点と思えば、残り17年です。
これしかない残りの人生を無駄に時間を束縛されて良いのかと思いませんか?

ただ問題なのは経済的な事です。
年金を貰える65歳まで後2年弱です。

半年間ほどは失業保険をもらったとしても約1年はどうにかしなくてはなりません。

我慢して経済的に少しでもゆとりのある老後にするか?
早く自由を手に入れ少ない年金でも生活するか?

二つの選択を迫られている状況です。

御同輩の皆さんはどうでしょうか?