音楽性 –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 212018
 

YUIMETALの脱退の記事を読んで皆さんはどう思いましたか?

少し前から怪しいと感じていた人は多いと思います。
体調不良が根本的な問題だったのか?
こんなに長い体調不良となるとちょっと心配ですよね。

元々、BABYMETALはさくら学院の部活動から始まっていて、最初に構想を作ったKOBAMETALも世界的に有名になる事を考えていなかったのではないでしょうか。

部活(重音部)は中学生・高校在籍までで終了予定だったものが、無理くり延長してきた。
こうなる事が分かる以前の話なので、彼女たちにとっても予定外であったはず。
事務所はそれ以上にBABYMETALの今後をどうするか?悩んだと思います。
本人たちが一番分かっていると思います。

それが19.20歳になってツインテールしている訳にはいかないような年齢ですし、音楽もdokidokiやukiukiのようなスタイルで押し通すことも難しいですよね。しかし、私のようなおじさん達ファンはこのdokidokiやukiukiの頃のBABYMETALの音楽が好きなんですよ。今でも最高な楽曲は「イジメ・ダメ・ゼッタイ」ですからね。コンサートもBABYMETAL DEATHから始めて欲しいと思っている。

だから最近のBABYMETALの音楽性があまり好きでは無い上に、YUIMETALの脱退と二重苦になってしまったんですよね。海外の人たちは分かりませんが、最初に火が付いたイギリスとかでは、日本のクールな最初の頃のBABYMETALのファンも多いはずです。段々と音楽性が難しくなり過ぎてきているように思います。

ダークサイドとかBMには合わんですよ。
ああ、あの頃が懐かしい。

かと言って、今後のBMも大人のBMにならなくてはならないのも事実です。
年を取ってもMETALはMETALという気持ちで行くか。

新しいスタイルのBMで新しいファンを獲得する必要性があるだろう。
それが進化というのは分からないが・・・・。

何でも最初の頃の音楽性で通して欲しいとファンは思うがバンド的にはメタリカのように音楽性が変わってしまう事でパッとしなくなってしまう事も結構多いんですよね。

問題なのは、SUMETAL、MOAMETALの年齢でしょう。
これから本格的なMETALを追及していくことになるのか?
それとも、クールジャパンのスタイルで行くのか?

今後のコンサートで明らかになるでしょう。

今までの音楽性も忘れずに難しいメタルにならないように期待をしたい。

 

12月 032014
 

BabyMetalの紅白の記事については、色々、ご意見頂きました。
人それぞれ、BabyMetalファンの方々の思いは強いという事です。

いい年して、10代のアイドルのファンに夢中になるとは思っていませんで、若い人も私のようなおやじ世代も夢中になれる、ストライクゾーンの広いBabyMetalの音楽性、アイドル性なのではないでしょうか。

youtubeで動画を見るけれど、リアルタイムで見れるのはLIVEというのも、BabyMetalのコンサートに行くきっかけになっていると思います。メディアにあまり出ない事が逆に功を奏している結果なのかも知れません。音楽性というのも、ロックのそれもヘビィメタルの中でも、デスメタル、ブラックメタルというジャンルです。14,15歳の可愛い女の子の一生懸命な踊りとSuメタルの歌声で表現されているものですが、今までに無い、人を惹きつける魅力があるのは、BabyMetalの構成が絶妙だった事ではないでしょうか。
babymetal一昔前であれば、3人組のグループをトリオと呼んでいました。
トリオで有名なのは、エリッククラプトンが在籍した「クリーム」、キースエマーソンの「EL&P」など。
しかし、BabyMetalの場合には、楽器を演奏している訳ではないので、実際のトリオというバンド構成ではありませんが、ボーカルが一人、踊り担当が二人という、メタルというよりも、サイケデリック的な構成であるとも考えられます。

日本人であると、この3人構成というのは、どこかで見た光景がありませんか。
そう、教科書に掲載されていた、聖徳太子の肖像画(唐本御影(とうほん みえい)です。
touhonmiei聖徳太子は女性ではありませんが、左右に王子を配置した、この画とBabyMetalの配置と何となく似ていませんか。子供の頃に見ていた教科書の挿絵印象が脳に記憶されていて、何となく受け入れられ易いような環境を作り出しているのかも知れません。これは、あくまでも私の推測なのであてにはなりませんが・・・。

そして、BabyMetalのジャンルは、本当にオンリーワン的な存在であり、同じようなグループが出ても、すぐに二番煎じ、物真似と言われてしまう、いわば圧倒的な存在なのではないでしょうか。韓国でも似ているようなグループが出てきているが、BabyMetalの足元にも及ぶまい。逆にBabyMetalの歌唱力、踊りの上手さが際立ってしまうのではないのでしょうか。

真似をするのは簡単だが、本家を超えるのは難しい。
その分、本家であるBabyMetalは生みの苦しみを味わったはずである。
何も苦労をせずに、物真似で成功する事は無いだろう。
0から1を作り出す労力と、それを表現してきた3人の結果が今の立場を作ったといえるだろう。

2月 082013
 

ももクロのこの1年の躍進は素晴らしいものがありました。
しかし、反面、彼女達の仕事が基本形である、週末ヒロイン(土日だけ活動)ではなくなってしまい、多忙を極め、疲弊しているのではという事です。
アイドルである以上、賞味期限があり、事務所側も紅白出場が叶って、すぐに次の目標を出しましたが、私的には、ここで少し立ち止まっても良いのではないか。と言う事を思いました。
まだ、高校生、大学生の彼女達なので、一番大事な新鮮さを失わないようにする、体を休めると言う事が必要なのではと思います。
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ももクロの良さは、皆さん意見があると思いますが、私は、ももクロという箱の大きさに彼女達はまだ気が付いていないところがあると感じてします。
一人一人を見ると、どこにでもいるような、欲もない、普通の女の子です。
そんな彼女達のどこが魅力的なのか。
一生懸命さ、健気さ、明るさ、笑顔、面白さなどなど…..

ももクロの曲は、最近変わってきました。
最初の頃の曲はヒャダインさんが作っていて、人に勇気を与えるような詞が多く、明るい楽曲でしたが、ここ2.3曲はイメージ的にもグループとしても曲作りになってきています。

普通のアイドルとの違いは、ももクロは何でもありのクロスオーバー形態で、アイドルらしからぬ活動をし、表現することです。プロレスあり、異種格闘技あり、お笑いあり、個人個人のソロあり、可愛い子が何でも一生懸命やってしまう訳です。
本人達もそれが異質だと感じていない。また、それが良い結果を生む。
今まで無いアイドル形態を作った功績は大きいと思います。
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一方、BABYーMETALですが、アイドルとヘビーメタルの組み合わせです。
今まで、アイドルとヘビーメタルって、ありそうで無かった組み合わせです。
日本のメタル事情としては、歌手としてのメタルはプリプリとか、どちらかと言うとハードロックっぽい歌謡曲というイメージで、本格的なメタルとはかけ離れています。
私自身はメタルが好きなので、日本でも海外で受けるバンドが出て欲しいという思いはありますが、日本の場合にはビジュアル優先になってしまい、そのバンドの音楽性やテクニックなどが二の次になってしまっているために、玄人受けするバンドが少ないと感じています。

その中で、BABYーMETALは、この不況のMETAL音楽で勝負に出た訳です。

私はその勇気を讃えたい。

このアイドルとMETALの融合には、ももクロの影響(下地を作った)もあると思います。
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」では歌唱力もある事も分かりました。
ただ、悲しい部分としては、METALという音楽ジャンルが、今の社会では難しい位置である事、特に大人の女性には受け入れ難いという事があります。こと、BABYーMETALに関しては、音楽性を受け入れられないMETALファンもいる事は事実ですし、女性からの視点では、ロリコンをイメージさせてしまうという点があります。

音楽は音楽として楽しむという事が出来ない人が多いと思います。

METAL好きなファンの方も、BABYーMETALにMETAL復活の意味を含め応援をお願いしたい次第です。曲の中にも「STAND UP METAL」とあるようにMETAL音楽の復権を目指し頑張ってもらいたいと思っています。