寒くなってくると電源が危ない!

投稿者: | 2013年11月2日

11月に入って、一段と寒くなりました。
ちょっと前までは、Tシャツ、半袖シャツで過ごしていたんですが。
気温の変化による体調不調もあるので、皆さんも注意して欲しいと思います。

さて、注意しなくてはならないのが、パソコンの電源です。

気温が高い時には気が付かないですが、気温が下がると電圧も下がり、起動しないという症状が現れます。特に内蔵、外付けでHDを増設していたり、周辺機器を多く接続、消費電力の高いビデオカードが刺さっている方は要注意です。keian450w

電源を入れてBIOS起動時にbeep音が出ます。

私の場合には、BIOSが起動してメモリチェックが終わり、HDの情報を読み込み始めた時にbeep音が発生してしまう時と電源ボタンを入れてBIOSが起動する時にbeep音が鳴る2種類を経験しています、これは気温によるものだと思っています。気温(室内温度)がとても低いと後者のような症状になりと思われます。

何回か、電源ボタンを押して起動を繰り返していると、やっと起動するようになりますが、パソコンの部品には良くないです。
日頃、メンテをしてパソコンケースを開けて掃除していても、電源個体によっては、すぐに壊れる物もありますし、古くても使えている場合もあるかと思いますが、3年くらい過ぎたら交換時期と考えた方が安心かと思います。特に自作で作ったパソコンはケースを購入した時に同時に付属している電源は安物も多いので、おかしいと思った時点で交換をお薦めします。

普通にHDが1台、DVDとオンボードVGAの仕様ならば350から400Wのもので充分です。
VGAカードが高性能なタイプなら500Wかそれ以上のものにすべきです。また、CPUの消費電力もサイトで調べ、考慮することも必要です。値段はピンキリですが、消耗品と考え、ショップの安売りの時に予備電源として購入しておくのも一つの手だと考えます。
私は大安売りの時に購入(1980円でした)した450Wの電源をメインマシンで使用しています。

電源はいつも同じ電圧で動いている訳ではないので、必要な電圧がいかに安定してマザーボードに送られているかが大事な要素です。不安定な電源は、こういうところが怪しいと思っています。

メンテナンスとしては、なるべくケース内に埃を入れない、熱をもたせないという事が長持ちさせる秘訣かと思いますが、一概にそういう事でもなく、個体(ロット)によってダメ電源もあるし当たり電源もあります。掃除はやっぱ、しないよりした方が壊れにくいと思います。電源のファンの部分を見れば、どのくらい埃を吸い込んでいるのかも分かりますし、掃除機で吸い取ってあげるようにしましょう。それによってファンも静かになります。

初心者の方は、電源交換する時には、無理矢理コネクターを引っ張って壊さないように、ゆっくり丁寧な作業をするようにお願いしたいと思います。

壊れた電源は自分でバラしてみて、使える部品(ネジとかファン)とかを確保しておくと良いです。

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