私は音楽(ロック中心)が好きでCDを良く買いに行きます。
行きつけの店はDiskunionさんですが、近くのBookOffでも中古CDを買ったりしています。
このCDですが・・・・
ゲオさんでは、中古の買取を止めるそうです。
今の音楽業界はサブスクで何でもダウンロードして直接、スマホ等の機器に入れて聞くというのが主流になっているからです。
聞きたい曲があれば直ぐに聞ける。
値段も安い。
そんな利点があります。
ただ、私のようなコレクターの性格の人には向かない商品です。
CDと言えばアーティストが作るものです。
ジャケットから全てが揃って曲の世界観が感じられるものだと思っています。
ただ、ダウンロードしただけでは何も残りません。
きっと、私のようなおやじグループでは、古いレコードからの習慣があり、音楽好きな人であれば、レコードやCDをかける流れが好きなのだと思います。
何でもスマホは楽だが実態の無い音楽になってしまいます。
音楽を作るアーティストにとっても大変迷惑な話で1曲ダウンロードされても収入として大した事の無い状況になっているようです。
これもそれも日本人が経済的に貧乏になりつつあるから必然的な流れなのかも知れません。
衣食住という生活の基盤の中で文化面が一番最初に淘汰されていきます。
街中の本屋やCD屋などが無くなっていくのもそんな理由ではないでしょうか。
CDに限らずDVDも捨て値のような価格で販売されていますよね。
音楽メディアとしては一次廃れたレコードの方が価値があるようです。
特に英国盤や米国盤のオリジナルは非常に高い。
私はレコードからCDに移行された時に、CDは今後価値が無くなるかも知れないと思っておりました。
何枚でも作るのは簡単ですからね。
その点、レコードはジャケットから全てが完成品のようです。
CDが少なくなりレコードに回帰するようになっていくのか分かりませんが、私はそちらの方が業界や作者にとっても良いのではないかと思っています。
CDに移行した業界も先見が無かった。
音楽CDを作るためにはレコードよりも曲を多く作らなければならなかった。
レコードはA面・B面合わせて40~50分程度です。
CDは1時間以上の音楽を入れる事が出来ます。
これで、アルバムの中の曲に捨て曲が多くなり、名盤と呼ばれるCDが無くなった。
大体、名盤と呼ばれる音楽は70年代~90年代あたりまでであろう。
私的には音楽はショップで物を買って聞くものだと思っています。