XP終了で廃棄されるPCも多いだろう –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 062013
 

さて、今回は子犬壱号機に伴う私の意見です。

子犬壱号機のPuppy-LinuxはGNU-Debian(ubuntu)の流れをもつLinuxです。
でも扱い方は特殊というか、今までのLinuxとは一味も二味も違います。
そこがまた、新しい発見があったりする一番楽しいところでもあります。

最初はCD起動とメモリ起動などでお試しインストールをしようと思い始めましたが、とても魅力的な画面やアイコンなどを見て真剣に使ってみようと思い始めハードディスクを増設し、フルインストールをしたということです。軽いOSは他にもmint等ありますが、ちょっと違った切り口というかおもちゃ箱のような楽しさがこのPuppy-Linuxはあります。これだけのアプリが入っていて本体の容量も少なく、メモリも512MBあればサクサクと動きます。256MBでも大丈夫かと思いますが、512MBあると安心して色々なソフトが動かしてもSWAPしないで動作します。

他の使い方としては、容量が小さいので、使っているUSBメモリやSDカード等にインストールして起動させる事も可能です。古いパソコンだとハードディスクが壊れて、そのままになっていたりする事もあるかと思いますが、USBメモリやSDカードにインストールして使うことも可能です。特にハードディスクが壊れているノートパソコン旧型には向いているOSだと思います。

ただ、注意して頂きたいのは、Puppy-Linuxをインストールしたからといって、現在主流のWindowsと同等の性能、もしくは扱いを望むのは無理ということです。インターネットを閲覧したりは同じでも、ユーチューブで動画を閲覧したり等CPUの性能を必要とする動作には適していません。もともとは何世代前の古いCPUを使っている訳で、Puppy-Linuxをインストールしたからといって、そのCPUが速くなる訳ではありません。どこまで出来て、どどのような作業が可能なのかは、自分で試して欲しいと思います。

このサイトを見て頂いている方々は、それなりにパソコンが好きで、自分で設定したり、自作したりをする事が好きな人達だと思いますので、古い部品、古いデスクトップ、ノートパソコンを持ちの方は試して欲しいと思っています。

私の考えは、パソコンに最新の部品で速さを求める事よりも、ちょっと前の部品やパソコンを使って、いかに今の時代のパソコンと同等な扱いが出来るパソコンになるかという事を追求しています。今の部品を購入し、最新のCPUを使えば速さも綺麗さも手に入れる事は簡単です。それよりも、手間暇がかかるけれど、ちょっとOSを入れ替えたり、設定を替えたりする事によって使い易くなる、そんな作業をするのが好きです。
その延長線上にあるのが、CentOSであったり、Puppy-Linux、ubuntu等のLinuxなんです。

古いパソコン(部品)だけど、愛着がある、捨てるには忍びない、どうにか復活させてあげたい、というような感覚なんですね。物にも感情があるかも知れません。それなりに使ってあげる事によって喜んでくれると思います。

これから来年4月あたりまでに、XPの終了による中古品や捨てられるパソコンが増えると思います。
自身でお持ちならば、新しいパソコンを購入するにせよ、無駄に捨てないで再利用して欲しいと思います。

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