前にも書きましたが、私は未だにEPSONのPMー670Cという古臭いインクジェットのプリンターを使用しています。もう何年、何十年家にいるのか分かりませんが使用するのは年賀状の印刷と大事なドキュメントの印刷程度で酷使もしていません。
しかし、インクジェットのプリンターは使わないとダメになる。
使わないとインクの吹き出す元が詰まってしまっているのか何度印刷しても白紙状態。
何回かヘッドクリーニングをして、ようやく字が現れます。
(昔やった果物の汁を付けて筆で字を書いて、その紙を軽く火であぶると字か現れるあぶりだしを思い出しました。)しかし、かすれていて、見にくい、汚いという、どうしょうもない状態です。
そこでヘッドを取り外して基盤が濡れないようにお湯につけてみました。
昨日の午後に処理をして、1日を乾燥させて、先ほど取り付けました。
最初は、なかなか印字がされずに壊してしまったかと思いましたが、何度もクリーニングをして、インクを行き渡らせると出てきました。結果ですが、ひどい時にはやらないよりもやった方がまだマシという感じでしょうか。何年も蓄積されたインクのカスですから、ちょっとやそっとで落ちません。どうせ分解してヘッドを洗うのであれば、もう少し時間をかけて作業するべきだったと反省をしております。
未だに、古臭いインクジェットを使っている人は少ないかも知れませんが、クリーニングばかりやっていると、ただインクだけが消耗して大事な時にインクが無いという事も多々あるので、無駄なクリーニングは避けたいところですよね。
インクジェットのプリンターも安い機種が沢山売られています。
今は複合機と称して、コピー、スキャナ機能も付いていたりします。
スキャナが付いていても、スキャナって持っているし、あまり使わないんですよね。
かと言って、無いと困る事もある。不思議な機器。
これが、1万円しないで売っているのですから、古いインクジェットに拘るよりも、新しい複合機でも購入した方が、イザという時にはちゃんと印刷できてストレスも溜まりません。
Linuxで使用する場合には、最新機種だとドライバーが無いとか問題もあるので、丁度、安価に売っている1世代前のプリンターとか選択するのが良いかも知れません。Windowsの場合にはドライバーやユーティリティが付属していますから問題ありませんけど。
このPM-670Cは自宅サーバーのATOMにパラレルで繋がっています。USBなんて無い。
他のPCからはサーバー設定でCUPSを使ってプリンターを認識させます。
CUPSはネットワークプリンター扱いになるのですが、URLで設定をします。
これは、IPアドレスに:631と付けるか、HOST名に:631と付けるような形です。
ブラウザで上記のURLを入力すると、どこのパソコンからも状態が確認できます。
最近のプリンターはネットワーク対応になっているので、そんな事やらなくても平気かと思いますが、私のような古いパソコンや古いプリンターが現役で接続方法を悩んでいる人であれば、パラレルで接続してCUPSを使う事も可能なので、生かしてもらえればと思っています。
さてさて、またプリンターのヘッドでもバラそうか思案中。