EPSON –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 152013
 

前にも書きましたが、私は未だにEPSONのPMー670Cという古臭いインクジェットのプリンターを使用しています。もう何年、何十年家にいるのか分かりませんが使用するのは年賀状の印刷と大事なドキュメントの印刷程度で酷使もしていません。

しかし、インクジェットのプリンターは使わないとダメになる。

使わないとインクの吹き出す元が詰まってしまっているのか何度印刷しても白紙状態。
何回かヘッドクリーニングをして、ようやく字が現れます。
(昔やった果物の汁を付けて筆で字を書いて、その紙を軽く火であぶると字か現れるあぶりだしを思い出しました。)しかし、かすれていて、見にくい、汚いという、どうしょうもない状態です。

そこでヘッドを取り外して基盤が濡れないようにお湯につけてみました。
昨日の午後に処理をして、1日を乾燥させて、先ほど取り付けました。
最初は、なかなか印字がされずに壊してしまったかと思いましたが、何度もクリーニングをして、インクを行き渡らせると出てきました。結果ですが、ひどい時にはやらないよりもやった方がまだマシという感じでしょうか。何年も蓄積されたインクのカスですから、ちょっとやそっとで落ちません。どうせ分解してヘッドを洗うのであれば、もう少し時間をかけて作業するべきだったと反省をしております。

未だに、古臭いインクジェットを使っている人は少ないかも知れませんが、クリーニングばかりやっていると、ただインクだけが消耗して大事な時にインクが無いという事も多々あるので、無駄なクリーニングは避けたいところですよね。

インクジェットのプリンターも安い機種が沢山売られています。
今は複合機と称して、コピー、スキャナ機能も付いていたりします。
スキャナが付いていても、スキャナって持っているし、あまり使わないんですよね。
かと言って、無いと困る事もある。不思議な機器。
これが、1万円しないで売っているのですから、古いインクジェットに拘るよりも、新しい複合機でも購入した方が、イザという時にはちゃんと印刷できてストレスも溜まりません。

Linuxで使用する場合には、最新機種だとドライバーが無いとか問題もあるので、丁度、安価に売っている1世代前のプリンターとか選択するのが良いかも知れません。Windowsの場合にはドライバーやユーティリティが付属していますから問題ありませんけど。

このPM-670Cは自宅サーバーのATOMにパラレルで繋がっています。USBなんて無い。
他のPCからはサーバー設定でCUPSを使ってプリンターを認識させます。

CUPSはネットワークプリンター扱いになるのですが、URLで設定をします。
これは、IPアドレスに:631と付けるか、HOST名に:631と付けるような形です。
ブラウザで上記のURLを入力すると、どこのパソコンからも状態が確認できます。
最近のプリンターはネットワーク対応になっているので、そんな事やらなくても平気かと思いますが、私のような古いパソコンや古いプリンターが現役で接続方法を悩んでいる人であれば、パラレルで接続してCUPSを使う事も可能なので、生かしてもらえればと思っています。

さてさて、またプリンターのヘッドでもバラそうか思案中。

1月 022013
 

WinXPのマザーとCPUを交換した事により、レガシーポート(パラレル)が無くなり宙に浮いてしまったプリンター(EPSON-PM670C)ですが、このプリンターを唯一パラレルポートのあるATOMサーバー(D510)に繋げる事にしました。というよりも繋げるしかなくなりました。
ATOMサーバーはCentOSですが、GUI(GNOMEやKDE)はインストールしていないので、WindowsXPのリニューアルしたPCから、TeraTermを使いSSHでサーバー設定を行いました。
プリンターを設定する方法は2種類あります。一つはSAMBAを使ってサーバーに接続する方法、もう一つは、ATOMにCUPSを使ってプリンターサーバーする方法です。SAMBAはどちらかというとファイルやホルダーをWindowsと共有させる仕組みですが、CUPSはもともと、Appleがネットワーク向けに作ったブラウザーで操作が出来るプリンターサーバーです。まぁ印刷すれば同じですが、ブラウザーで確認も出来るし、常時稼動させているATOM鯖なのでプリンターを繋げておくのは丁度良かったのかも知れません。

細かなCUPSの設定方法(SSL公開鍵など)については、ネットで調べてもらえれば詳しく説明してくれているサイトがありました。
私はこのサイトを参考にさせて頂きました。
 ⇒ 「はじめての自宅サーバ構築 – Fedora/CentOS -」
とても詳しく書かれていたのでミス無く設定できました。

HTTPSで接続するので、SSLの設定を先ず行い、CUPSのConfigをポート631に設定し、自分の許可するネットワーク(192.168.*.*)を書き換え、先に作ったSSLのKEYについての記述を最後尾に付け足します。そして保存しCUPSを起動してます。
接続方法は「https://サーバーIP:631/」とすると以下のような画面が表示されます。
Screenshot-3この画面が表示されればOKです。Screenshot-4プリンターもちゃんと認識しているか確認します。
Screenshot-2あとは、各クライアント側でネットワークプリンターの設定をするのですが、普通の共有プリンターとちょっと違いパスをきちんと設定しなくてはなりませんでした。(特にWindowsXP)

CUPSにするとインターネット経由で外部からプリントアウト出来る事です。
会社にいて会社から自宅のサーバーのプリンターでとっておきたい書類などで使用できると便利な事あるのではないでしょうか。
そのためには、cups.confに許可するIPを会社のIPで登録しておくと可能になります。
また、ルーターでは631のポートを開放しておくことが必要となります。
私の場合には、自宅でしか使用しないのでLocalnetだけ許可設定にしてあります。

そんなこんなで古いインクジェットプリンターはATOMサーバーに繋がり延命しました。

11月 222012
 

今日は夕方、PC屋さんへ行きハードディスクを購入してきました。
行った目的が、古いプリンター(EPSON PM670C)のインクでしたが、予備に一つと思い7280円で購入。
1TBが6000円ほどなので一番、容量・コスト的にいい。

SSDも7000円くらいで120GBありましたが、まだそこまで速度を求めていないので、こちらはもう少しお安くなってからにしようと思っています。

古いプリンターはLinuxで共有しているので主に設定の詳細を印刷して自分なりに後から見直すようにするために使っています。・・・インクが黒で1200円くらい。7000円くらいで新品の複合機が買えるかと思うと何とも言えませんが、壊れるまで使うつもりでいます。Linuxのドライバーを考慮すると古いプリンターで丁度良いのかも知れません。

PC屋では他にも色々見て回りましたが、特に欲しいと思える品はありませんでした。
しいて言えば、キーボードが古くなってきたので、打ち易い物が欲しいなと。
ただし、Linuxでも使うので無線タイプのマウスとセットになっているものは考えていません。
USB接続もしくは、古いタイプの物で充分だなぁ。

あまり欲を出すと、すべてを新しくしなくてはならなくなりそうで、もう少しはこのままで行きます。