世の中、情報の扱いには厳しくなってきています。
少し前までは、個人の情報なんて平気で扱われていたものが、今では上司の許可無く扱えない会社も多いのではないでしょうか。
これも、その情報を使って悪さ(オレオレ詐欺など)する輩も多いので致し方ありません。
さて、皆さんは、自分の大事なデータはどこに保管していますか?
①いつもネットでも遊びでも使うwindowsマシンに入れている。
②クラウドで他の場所に保管してある。
③自宅のサーバーに保管してある。
④ネットに繋いでいないパソコンに保管してある。
⑤USB外付けHDD、USBメモリやDVDに保管してある。
大体、こんな感じではないでしょうか。
ちょっとしたデータなんて、ついつい、遊び用windowsマシンにも置いてしまいます。
でもこれが結構危ない。
例えば、ネットゲームのIDやパスワード等、無料のゲームだし、忘れると打ち込むのが面倒だから、メモ帳に貼り付けていたりします。これだけなら良いのですが、このIDやパスワードが色々なIDと同じだったりすると話は変わってきます。銀行口座だったり、SNSだったり、サーバーだったりのIDとイコールだったりすると、ひとつが分かると全部わかってしまう。どうせなら、IDとパスワードを個々にメモ帳に並べておいた方が良いかも知れません。
会社では、どんなデータの扱いをされているのでしょう。
これは大企業であれば、情報部門で決まり事があり、それに従っての扱いになると思いますが、中小企業レベルだと、そのような扱いがきちんと整理されていなかったり、特に営業部門などでは、個人情報が勝手に営業マンのパソコンの中に入っている事だってあります。中小の場合には、情報処理のシステムやデータ管理などを考える人が一人いれば、そんなに大袈裟でなくても対応できるシステムを構築する事もできると思います。・・・経営者ってそういうところケチるんですけどね。
特に注意して欲しいのは、やはり「クラウド」です。仕事も家に持ち帰って作業したい、どこでも作業途中のファイルが呼び出せる、そういう部分では使い易い。
反面、どこか人のサーバーに保管されているので盗み見する人だっているかも知れません。(クラウド運営側)ファイルの設定が共有化されていたらそれこそ大変です。
◆仕事では会社指定のクラウドサービス以外は使用しない。
◆仕事を家に持ち帰らない。家ではやらないのが一番。
仕事熱心は良いのですが、家に帰ってまで仕事するなんてナンセンスでしょう。
逆に言い換えれば、「あなたの仕事の処理が遅いから家でやる事になる」という事だって考えられます。与えられた業務時間内において自分の仕事を効率良くこなす方法を考えた方が良いかも知れません。・・・(大体、こういう事は女性に多い、仕事中はしゃべりで一生懸命で夕方あたりに忙しくして残業するような・・。)
◆仕事の出来る人は残業をしない、与えられた時間内で処理をするスピードをもっている。
そういう事を家でやろうとすると、クラウドやUSBメモリにデータを入れて紛失する事になります。個人のデータも会社のデータも大事なデータであり、どう扱ったら安全なのか?という事は会社でも個人でも常識的に考えれば答えは出てきます。
◆ネットのサービスは信用しない。
話は最初に戻りますが・・・・・
私は、大事なデータを2通りに保存しています。
① 個人では、USB外付けHDD1TBに保存
② 仕事先では、LocalnetのCentOS5ファイルサーバーに保存
①については、必要な時(データを保存する、閲覧する、整理する)だけ繋げて、普段はOFFになっています。
よって、ネットにも何も繋がっていません。
②については、Localnetのファイルサーバー(samba)に保存しています。これはアクセスをLocal-IPで指定してあるので、課の人達しか見ることは出来ません。そしてWAN(外部)とは繋がっていません。
大事な情報を守るのは、個々の扱い方と安い外付けHDDでも出来ます。
あえて外部のクラウド使わなくても良いのではないでしょうか。
Local-netにCentOSサーバーが一台あると便利ですよ~!!