長い間、放置してあったノートパソコン(hp6710b:core2-duo T7100(1.8GHz)memory 2G)を久しぶりに調整することにしました。
このノートですが、中古で購入した時にはwindowsXPでしたが、購入して間もなく、HDDが壊れ、500GBのHDDに換装して、ubuntu、vistaを入れて使用していましたが、このvistaがクソ遅い。
起動するまでの時間や起動後に意味不明なHDDへのアクセス、真っ当に使えるまで時間がかかるパソコンになっていました。このパソコンは普段、家の奥さんが使用するのですが、このところ起動の遅さに嫌気がさしてあまり使用しない状態になっていました。6710bの仕様も中途半端で、CPUを換装したり、メモリを積み替えたりすれば、それなりになるのかと思いますが、どうも気が進まない一品になっています。
そこで、このhp6710bを普通に使えるパソコンにすべき、第一弾としてSSDに換装です。
円安で高くなる前に、一発奮起しました。
OSはscientific-Linux-7か悩んだのですが、CentOS-7にしました。というのも、scientific-LinuxのOSダウンロードサイトが遅いのなんのって、4GBをダウンロードするのに5時間?25%ダウンロードしたところで諦めました。CentOSと比較するとマイナーですが、サーバーの回線速度はどうにかならないもんでしょうか。
買ってきたSSDはcrucial-MX100の128GBです。
価格は7000円程度。(今思うと、もう1個買っておけば良かった)
取り付けは説明不要な程簡単で、本体を裏返して、HDDの入っていると思われる蓋のネジを開けて、マウントごと取り外し、交換すれば良いだけです。マウントには4箇所小さなネジで留まっています。
そして、CentOS-7をDVD-ROMに入れてインストール開始します。
CentOSは6シリーズからSSD対応(trim)になっているので、安心です。
一度、Linuxをインストールされた事がある人であれば全然問題ない、分かり易い画面構成でした。
選択はGnomeデスクトップを選びました。
インストール時間は40分くらいでしょうか。
特にエラーも無く進んでいきます。
そして、再起動、「おぉ~起動が速い!windows-7と同じくらいだ!」
試しに終了させてみると、終了ボタンを押して、2秒後にはシャットダウンします。
あれだけ、遅いパソコンが劇的に変化する、SSDとCentOS入れただけなのに・・・。
今回のGnomeの画面は、今までの画面とちょっと違って、ubuntu、Mintっぽい感じがします。
私的には、6の画面構成って好きだった分、ちょっと違和感があります。
無骨で男っぽい、少し前のOSみたいなデスクトップが嫌いではなかった。
ubuntuの赤い画面が青くなったイメージでしょうか。
この青色が非常にすっきりしない青色なんですね。
暗い青色で中間色が多く、表示がとても緩い感じがする。
現時点では、SSHとファイル共有用のsamba設定程度で、これといった物はありませんが、起動、シャットダウン、ソフト起動と段違いに速くなった分、メインマシンのQ9450のwindows-7と大差無い使い方が出来そうです。
CPUも現在T7100ですが、せめて周波数は2.0GHz以上にしたい。
ステイタスを見ると、何もしていない状態でもCPUが10%程度動いている。
T8300(2.4GHz)の中古も2000円程度なら換えても良いかと思っています。
そして、問題はメモリなんですね。SO-DIMMの2GBを2枚=4GBにしておきたい。
現在2GBで起動すると1GB(キャッシュ含め)が使われている状態です。
CentOS-7は64bitなので、せめて4GBにしてあげないとと思っています。
普通に使う分には、現状でも問題ないレベルですが、ノートパソコンの場合には、CPU換装よりも、先にSSDに換装する事をお奨めしておきたいと思います。それで不満があるなら、CPU交換、メモリ追加ですね。
余ったノート用HDDは入れ物(外付けUSB)だけ購入して、この6710bのデータ専用として使おうかと思っています。500GBもあるので、音楽や動画など入れて一緒に持ち運ぶ事も出来るし、余った部品の有効活用にもなります。