もう12月に入って6日が過ぎました。
時の経つのは早いもので、あっという間に年末になりそうです。
この年末年始に省エネパソコンでも組み立てるか!と考えている人もいるのではないでしょうか。Linuxに挑戦しようとしている人もいるでしょう。
趣味として、パソコンの組み立て、特にMini-ITXは少ない予算で作る事の出来るパソコンではないでしょうか。セカンドマシン、テレビに繋げる、サーバーにするなど省エネパソコンであれば、色々な使い方ができるのではないでしょうか。
ここに来て、やる気満々のASRockから遂に「Pentium J2900」搭載のMini-ITXマザーボードが発売されました。ECSからも出ていましたが、ASRockの製品を待っていた人が多いと思います。値段もそこそこ、新しいCPUのマザーボードを早く売り出す、性能も良い。
この、Pentium-J2900ですが、消費電力10W、4コア、2.41GHz、TB時2.6GhzというMini-ITXの中でも性能面では一番ではないかという製品です。検討するのは、J1900製品との値段、性能面での比較となるでしょうか。
J1900は4コア、2GHz、TB時2.42Ghzという仕様です。
価格は8,000円前後、一方、J2900は15,000円前後です。
倍近い値段の差がありますが、性能は倍違うのかというと、そういう事では無さそうです。自作するのに安くなったJ1900も捨て難い、しかし、今後の事を考えるとJ2900を買っておいた方が良いのかという判断で悩むところです。
しかし、7000円違うと大きいようにも思います。
なぜなら、その7000円で128GB程度のSSDが購入できるからです。
HDDと違い、SSDで使うなら、起動も速く、その性能面をカバー出来る。
私だとそういう風に思ってしまいます。
そして、搭載するDDR3のメモリです。
J1900であれば、MBのメーカーによってはデスクトップ用の余っているDDR3メモリの使いまわしが可能ですが、J2900の場合には、ノート用のSO-DIMMを購入しなくてはなりません。どちらにしても、最低でも4GBは搭載したいところです。こういった部品面での費用も選択を大きく左右します。
結論としては、使い方次第です。
windows-7,windows8.1で普通にデスクトップで使うならJ2900+SSDが良い。
セカンドマシンなどの目的であれば、J1900+SSDでも悪くは無い。
ファイルサーバーにするなら、C70やJ1800やJ1900のHDDで充分。
子供に使わせるパソコンとして考えている人は、J1900+SSD+余ったHDDという仕様がコストパフォーマンス的にも悪くはないし、temp,インターネット履歴、一時ファイルや自分のデータ等の書き込みが必要なものはHDD側にセットアップしてあげれば、SSDも長持ちするのではないでしょうか。
少し前に記事にした、AMDのアスロン5350(Kabini 4コア)も悪くはありません。
最初からRadeonが付いているというのが利点です。
動画をきれいに見たい人は、AMDを選択するのも一つの手段です。
AMD記事はこちら https://arctica.sakura.ne.jp/cent/archives/3293