約3年間、在宅で介護をしてきたお婆さんがグループホームへ入居する事が決まりました。
家での介護が大変になってきてから半年経過したあたりです。
この3年間は家族(私・家内・息子)で我慢の連続でした。
一番大変だったのは血の繋がりのある家内でしょうか。
夜もトイレの度に起こされて、30分、1時間かけてトイレに行き、また寝かせる。
そんな作業が毎晩続いていました。
今までは週に2.3度、お泊りが出来るショートステイを利用していましたが、迎えに行ったり何だかんだで時間を取られていました。
今度は入居するタイプなので時々、外泊で家に戻ってくる事になると思います。
デイサービス(通所介護)やショートステイ(小規模多機能等)を利用している人は、家族が大変になってきたらグループホームの入居を早めに検討した方が良い。
家内は介護で自分の仕事の量を減らして対応してきたので、少し休んでからまた以前のように働けば良いと伝えました。
一番、喜んでいるのが息子で食事から何から婆さん中心から自分たち中心に物事が変わる事が嬉しいようです。
痴呆が入っていると本当に目が離せなかった。
足が不自由で無ければ玄関から出て行ってしまっただろう。
ちょっとした10分程度の買い物でも目が離せなかった。
婆さんは長い時間、看護師として働いて来た事もあり、年金も20万円以上もらえている。
この事もあり入居する費用等も捻出が出来た。
私が65歳で貰える年金は定期便でみると13.4万円程度で婆さんのようになった時には施設に入居するのは費用的に難しいと思っている。
これは家の家内も同じで、世代によってこんなに待遇が違うのだと痛感させられる。
私が80歳になる頃には日本の介護は一体どうなっているのか分からないが、人口が少なくなっている分、良い状況になっているとは思っていない。
介護の費用面を考慮しても難しいだろう。
やはり、男の場合にはポックリ逝った方が良さそうである。
それまでの間、楽しむ何かを作り一日一日良い日を過ごしたい。
またボッチでツーリング行けると考えると明るくなってきた。