前回の記事でバリオス用にヤフオクで購入した「ギルドデザインショート管」の錆取り等の話を書きましたが、その続きとなります。
前回の記事は ⇒ こちらへ
※試運転で近場で撮影
錆取りも完璧ではなく、塗装もきちんと剥離した状態ではありませんが、このマフラー自体の音質を確認するために暫定的ですがバリオスに取り付ける事にしました。
なぜ暫定的に取り付けてみるのか?
・バッフルの部分に穴が開けられていたので音量の確認
・本当にバリオス用なのか取付チェックしたい
の2点です。
ヤフオクで仕入れたのでバリオス用と書かれていても当てに出来ないところがあった事、そして音量が爆音であれば、先にバッフルの穴をどうするか考えなくてはなりません。
バッフルの排気口の周囲に穴を開けたのは、この「ギルドデザインショート管」が他のショート管と比較して静かであったからだと予測しています。
JMCA認定のマフラーなので元は静かだったはず。
これがどのくらいのサウンドになってしまっているか見当がつきません。
作業をしていたら早くも問題点が出てきました。
・バリオスのエキパイのネジが錆びて回らない
多分、生産してから今まで(1992年から2021年間)、このエキパイを留めている10mmのネジは外された事が無かったと考えられます。
CRCを吹いたりして緩めてみましたが、1本だけネジを切ってしまいました。
スタッドボルト(両方がネジ)です。
他のネジは合計8本のうち、1本折れ、3本が普通に外れ、残りの4本がスタッドボルト毎外れてしまった状態でした。とりあえず折れたのは1本だけで済んで良かったと思います。
この折れたネジは先が出た状態で折れた(ネジ切れた)なので、折れた部分にマイナス状に切り込みを入れてマイナスドライバーで緩めるか?
また、逆ネジのドリルで外すかどちらかになります。
作業は一発勝負なので自分で作業をするか?
それともいつも整備をしてもらっているバイク屋さんに相談するか?悩んでいます。
マフラー交換するのも一人では結構大変な作業です。
ましては、スタッドボルトが生きているのは3本な上、新しいエキゾーストガスケットを落とさないようにはめこまなくてはなりませんでした。
とりあえず取付完了です。
バリオス用のショート管で間違いありませんでした。
音は今まで付けていたマフラー(純正交換用)よりも音は大きい。
しかし、直管のような爆音ではない。
逆にアイドリング時の音は今まで以上の良いサウンドです。
全体的に低音が強調された抜けの良いサウンドです。
このショート管はマフラーの外径が75.5mmで結構太いものです。
バッフルは溶接さてて取り外しが出来ないタイプですが、溶接個所は3点なので、うまくいけば外す事は可能なのかも知れません。
私的には無駄に穴を開けてある事自体が格好悪いと思っているので、おいおい蓋を取り付けるか、バッフル自体を交換するか考えたいと思っています。
・折れたスタッドボルトをどうするか?
・マフラーのバッフルの穴をどうするか?
・汚い塗装の剥離と再塗装をどうするか?
一難去ってまた一難です。
これもまた旧車の宿命でしょうね。
貧乏で時間がある私には良い遊び相手なのかも知れません。
音は動画に撮ってyoutubeに出したいと思います。