とうとうCentOSも8で終了となるようです。
同じRH系のScientific-Linuxも2019年に終了しており、残るのはOracleのみとなります。
このScientific-Linuxも一時はCentOSよりも開発が進んでいた時期(6の頃)もあって、私も一時、インストールをして使っていました。
CentOSは自分としては6が一番、思い入れが強く、Linuxを教えてもらったOSでもあり、今でも会社の余ったPCにインストールをしてファイルサーバーにしています。
最初に覚えたLinuxのコマンド等は記憶に残ります。
アナウンスがあった内容は以下のとおりです。
2020 年 12 月 8 日、 CentOS Project は今後、CentOS の開発を CentOS Stream にフォーカスし、Stream 以外のリリース形態の CentOS 8 ディストリビューションのメンテナンス終了日 (EoL) を変更し、現行の形態でのリリースを 2021 年末までとすることを明らかにしました。
「CentOS 8」のメンテナンス終了後、2022 年以降は CentOS Project から CentOS 8 のパッケージの新しいリリースが行われず、セキュリティ修正などを受けられなくなります。このため、CentOS 8 を用いるシステムは、2022 年以降に新たな脆弱性が発見されてもコミュニティ経由でパッケージのアップデートができず、外部からの攻撃に対して無防備な状態となるため、セキュリティリスクへの対策が必要になります。
完全に無くなる訳ではありませんが、Fedora-Coreと同じような立ち位置になってしまうようです。
CentOSはサーバーで使用する事が多いOSだと考えています。
私同様にこのOSでサーバー設定を覚えた人は多いはずです。
LinuxのデスクトップであればDebian系のubuntuやMintが主流になっていて、こちらの方が普通に使うのであれば使い易いのも事実です。
やはり、この時期の発表となると資金面の問題を抱えていたのではないかと思います。
CentOSも有償で価格を抑えて継続出来なかったのかなとも考えています。
有償となるとRedHatがあるので無理だったのかも知れません。
このブログ名もCentOSという名称を付けているので「長い間、ありがとうございました。お疲れさまでした」と技術者の方々にお伝えしたい。
今後もCentOSは使っていきたいと思います。