ファスト映画 –          おやじdemo_CentOSを使う
6月 242021
 

ファスト映画の動画で逮捕者が出ました。

著作権法違反の罪です。

皆さんは、Youtubeでこのファスト映画を見た事がありますか?

私はB級、C級のどうしようもない映画が結構好きで、古くて見たかった作品をファスト映画で何本か視聴した事があります。(ホラー映画)

そのファスト映画は映画の全貌を細かく説明するのではなくて、最後に「是非、視聴してみてください」と締めくくっていました。

現代の時間が無い人にとってみると、2.3時間の映画をたかが10分程度に分かり易くまとめられているのは悪い事ではないと思います。

逆に古い映画や、B級、C級映画関係者の人達が、なぜこのようなスタイル(ファスト映画)を作ろうという発想になれなかったのか?と思いました。

映画は作るのに莫大な費用がかかります。

映画館で上映して利益を出すのが基本ですが、時期が過ぎれば、TVで流したり、DVDで販売したりして利益を上げます。

このところテレビで映画を流すという事は少なくなりました。
きっと放送使用権が高いのかな。

雛壇芸人を見ているよりも映画を流してくれた方が私的には向いています。

何気なく気になっていた過去の作品を分かり易く、短い時間でまとめて編集してくれるのは逆にありがたい部分もあります。

人間、歳を取るにつれ、段々と性格がせっかちになってきます。

のんびりとじっくり2.3時間見ているのが出来ない。
だけど、どのような物語なのかを知りたい。

そんな人に向いているのがファスト映画だった。

動画を作るにも静止画で作るやり方、動画を使うやり方色々とありますが、極端な話、テキスト(文字)の説明だけでも分かるかも知れません。

映画の内容については、監督でないと伝えたい大事な事が表現できないだろという事もありますが、B級、C級映画にはそんな監督の隠れた大事な事も無いだろう。

だから、読み聞かせでも充分だと思うんですよ。

映画本編の映像や音楽、あらすじを全て公開するのはどうかと思う。

ただ、古い映画の再認識や活用方法としては悪くない手法ではないですか。
埋もれている名作をファスト映画で作り直し、再上映するとか?

これからの楽しみ方になるかも知れません。

映画配給会社もこのファスト映画のやり方で学ぶべきところは学び、作品の生かし方について検討する余地はあると思います。

著作権言うなら、弱い人向けにいかず、お隣の大国にきつく言って欲しい。