メンテ方法 –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 152021
 

この半年間、エンジンは始動させていましたが乗れない日が続いていました。

そんな時にバッテリーが駄目になりエンジンも始動できなくなり、バリオスからバッテリーを取り出して充電するも電圧が上がらずバッテリーを交換しました。

文章に書くと本当に2.3行の話なのですが、この間、約3か月ありました。

もちろん、その間はガソリンも給油していないので、ガソリン自体も劣化し始める頃です。

バッテリーを交換したところエンジンは始動する事はできました。

しかし、中低速の吹き上がりが何となく引っかかるような感じがします。

もしかしてキャブレターの燃料が劣化して詰まってしまったのか?

エンジンを暖めてエキパイを触ると4本全部熱くなっている。
全気筒、爆発はしているようです。

そこで、近くのオートバックスに行きフューエルワンを購入!
直ぐにガソリンタンクに投入します。

フューエルワンは30リッター以上の燃料タンクであれば1本全部を投入しますが、バリオスは16リッタータンクで、投入時は満タンではありませんでした。約8割ガソリンが入っている状態だったので、フューエルワンは半分を目安に投入しました。

この日はフューエルワンを入れて暖気をした程度で乗りませんでした。

約1週間後・・・・・

エンジンを掛けると一発始動しました。

試運転をすると中低速の引っかかりが無くなっている。
低速・中速時のトルクも上がってる。

そして綺麗に吹き上がる!

アイドリングも1500~1600回転で超安定しています。
乗っていて気持ちが良い。

停まってもアイドリングの音が心地よい。

あの調子悪さはどこにいったのか?
自分なりに検証してみました。

★エンジンは始動するが中低速の吹き上がりが悪かったことについて

1.フューエルワンを投入した後の試運転で調子は良くなった。
2.新しいバッテリーに交換をした。

要因はこの2つです。

吹き上がりが悪かったのは、フューエルワンを投入した結果よりもバッテリー交換で電圧が高くなり低速時の爆発が良くなったからではないかと推測しています。

バリオスでエンジンの吹き上がりが悪い個体は結構多いと思います。

要因はキャブではないかと思い込むパターンが多いですが、バッテリーの劣化が原因で電圧が上がらず、低速時は特にダイナモの発電量が少ないのでプラグの発火が弱くなり、吹き上がりが悪くなっていたのではないかと。

また、約3か月間乗らなかった事でタイヤの空気圧が下がっていました。

前輪が1.2kpa、後輪が1.4kpaと半分近く空気圧が下がっていました。
(標準は前輪2.0kpa・後輪が2.4kpa)です。

空気圧が下がればハンドルが重たくなる。
走行中、ザーッというタイヤのノイズが多くなる。
燃費が悪化する。
最悪、タイヤがバーストする恐れがある。

等、一切良い事はありません。

2.3か月放置したバイクのメンテナンスは重要です。

★必要なメンテナンス

1.フューエルワンを投入する
2.バッテリーは充電もしくは新しい物と交換する
3.タイヤの空気圧のチェック
4.ラジエターの予備タンクのチェックと補充
5.エンジン周辺からオイル、ラジエター、ガソリンの漏れチェック

大事な事は少しの間乗らない、乗れない場合にはガソリンタンクにはガソリンを満タンにしてフューエルワンを投入しておくことです。

燃料タンク内の錆防止、燃料の劣化防止、キャブの詰まり防止になります。

これからの季節はバイクを乗るのに良い季節になります。

その前に愛車のメンテをしっかりやっておきましょう。