原付 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 232022
 

少し前にブログに125ccのバイクの出力を抑えた形で50ccの扱いにする事について書きました。

原付が無くなり125ccの馬力規制車が原付になる?

どこの記事でも同じように、検討され、そうなる可能性が高いとされています。

単純に考えれば確かにそうですよね。

問題となるのは、125ccの小型自動二輪免許をお金を出して取得した人達の問題ではないでしょうか。

写真素材 pro.foto
「出力を抑えているんだから本来の125ccとは違う」という意見もあると思いますが、同じエンジン、同じ大きさの車種であれば基本は同じです。

メーカーも同じ車種でエンジン形態を2通り作らなければならない。
製造側に負担を押し付けるのもどうかと思うしリソースの無駄という事もある。

解決策として2つの方法がある。

1.125ccのバイクやスクーターを馬力規制して原付(50cc)とする案
2.免許資格の排気量区分を変更する案

私はメーカー側に負担のかからない②を推奨したい。

50cc自体が世界的にも日本だけの仕様である。
世界標準にバイク免許資格も変えていく必要性があるのではないか。

例えば、原付の排気量を50~110ccまでに変更すれば良いのではないでしょうか。
別段125ccでは無くても現在110ccという排気量もある。

そうすればメーカーも原付仕様の125ccバイクを生産しなくても済む。

問題となる小型自動二輪の免許保持者は160ccまでのバイクに乗れるようにすれば良くないか。(高速道路の講習は必要とされるが)

無償で車の免許に付随していた資格とお金を出して取得した小型自動二輪免許を同等に考えるのもおかしいと思う。

バイク自体が流行り出すとおかしな事を言い出す輩がまた増えるんだな。

「バイクに乗るのは危ない」とか言い出す。

良いではないか、そう言っている人は死なないのだから。
自分が興味があって、乗っている事は本来の自己責任だろう。

他人の考えにあーだの、こーだの言う資格は無いだろう。

日本人の悪い癖は、人への妬みや僻み根性、足を引っ張るという性格が強い。

話は逸れてしまったが、私的には世界標準規格に日本も追従する方が賢明だと思っている。

11月 082016
 

何かと話題のある125cc、原付2種の車種となります。

何かと話題があると言うのは、現在の自動車普通免許でも125ccの原付2種を乗れるようにするかどうか検討しているという事なんですね。

そこで、バイクメーカーも海外用に設計されたバイクを逆輸入したりして、市場の活性化をして行こう!という事かと思っています。

日本国内市場は、ご承知のようにバイクの販売台数は極端に少なくなり、メーカーも海外に生産拠点を移したり、車種の排気量もその国に応じたエンジンを作ったりしています。

海外では日本国内の50cc(原付)なんて販売されておりません。
日本だけのガラパゴスバイクという事になりますよね。

でも原付には大変お世話になった世代です。
まだ、スクーターなんて無い時代です。
当時は中型免許(現在のバイク普通免許)も無い時代でもありました。
逆に考えると、この頃に大型免許とっておいた人はラッキーだったかも知れませんね。

私は兄のお下がりのGT50(ミニトレ)に乗り、兄貴はMR50に乗っておりました。
真冬でも良くつるんで走っていました。良い思い出です。

話は元に戻ります・・・・

海外では、この125ccが日本で言う50ccと同じような車種、排気量となるようです。
特にバイクが盛んな東南アジアなどでは、125ccや150ccという排気量のバイクが多く見られます。
日本国内では150ccのバイクなんて、最近の話ですよね。

この150ccという排気量ですが、日本では普通免許(中型)の扱いです。
125ccの原付2種に25cc増えただけで普通免許が必要となってしまう。
高速には乗れるようになるが、高速道路で安心して走るまでの余裕がある排気量であるとは言えない事もあり、普及している排気量とは言えません。

どうしても、125ccから200cc未満の排気量となるとエンジン的には単気筒(シングル)のエンジンになってしまい、スポーツ走行用のバイクとしてはつまらないという事も影響しているのかも知れません。

そんな中、ホンダとカワサキからとても興味のある125ccのバイクが出ています。

それが、GROMとZ125proです。
両車ともデザインがモタード的な要素の強い形をしています。

この2台の前の車種が、APE100とKSR110となります。
どちらも排気量が100ccほどで小型で小さなバイクです。

それが、一回り車格が大きくなり、排気量も15cc~25cc増えました。
日本国内で原付2種としては最大の排気量に合わせてきたようです。

◆HONDA GROM 125cc
pic-color01
◆KAWASAKI Z125pro 125cc
bdba7681 何となく似ています。
特にZ125はNinja250を小さくした形になっているようにも見えます。

カラーリングが黄緑ですとエヴァ初号機のカラーリングですよね。
wallpaper_01_small 
ウインカー等もLEDを使ったり、液晶メーターや武川のメーターのような形になっています。
両者ともとても良く出来ているバイクではないでしょうか。

何が良く出来ているのか?
それは、私が思うところ、今までの車種(APEとKSR)に欲しかった物が付いている。
そういう事だと思います。

●APE100に欠けていたもの・・・排気量が小さい事による馬力の少なさ
●KSR110に欠けていたもの・・・クラッチと馬力

125ccになった事による恩恵で馬力が多少ですが増えた。
4サイクルの単気筒エンジンでは、5ccでも10ccでも排気量が多ければ馬力が増える。
その上、燃費も向上している。これはインジェクションになった事による恩恵かと思います。

現在、APEやKSRに乗っている人は、多分、GROMやZ125proに乗り換えたいと思っているのではないでしょうか。

おやじ的には、この関係でKSR110やAPE100の中古がもっと安く出回ると思っているのですが、なかなか出回りませんね。お金を掛けてカスタマイズしたKSRやAPEが高値で売られているような感じであったり、新古車(1000k未満)のようなバイクが新車同然で売られている。

販売しなくなれば、今度は旧車扱いという事なんでしょうけどね。

この原付2種というクラスは本当に微妙です。
構造が簡単なエンジンであったりするので、機械いじりが好きな人はお金を掛けてしまう。
また、多少掛けないと、思っているような反応にならないような馬力だったりする訳です。

通勤快速として乗るなら充分、でも趣味として乗るなら中途半端なクラスです。
「通勤快速にするならスクーターの方が楽じゃねぇ?」と言う意見もあるでしょう。

そういう人は、PCXとかNMAXを選択するべきです。

あくまでも、マニュアルで操作したい。
自分で操っている感覚が欲しいという人向けではないでしょうか。