馬力規制 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 052023
 

新しい情報が出てきたのでご報告をしたいと思います。
先ずはどんな状況になっているかです。

以下、原付免許で乗れるPCXとCB125Rが登場?スーパーカブも存続?「新原付」の走行評価が実施された
【ウェビック】2023.12.4記事より抜粋

免許区分などを管轄する警察庁では、これを「新基準原付」と呼称。2023年9月から有識者会議を設け、本格的に検討を開始した。

50cc以下の原付一種は、2025年10月末日に排ガス規制強化を控えているが、技術的にもコスト的にも対応が難しい。そこで125ccクラスの出力を50cc並みの4kW(5.4ps)以下に抑え、従来の「排気量」ではなく「最高出力」で原付一種の枠組みを再定義する案が検討されている。

11月に警察庁が公表した資料によると、実車による「走行評価」を実施。これは、原付、新原付、現行110~125ccの原付二種を乗り比べ、新原付が原付と同様に安易かつ安全に運転できるか確認するのが目的だ。

9月に運転免許試験場の技能コースにおいて、免許の実技試験(いわゆる一発試験)を担当する技能試験官12名が車両を比較。さらに一般ライダーによる試乗会も10月に行い、運転特性をチェックした。プロと一般の目から、原付および新原付の差を検証するのが狙いだろう。

前々から言われていましたが、検討を開始したのが今年の9月からという事です。

予定としては、2025年の10月末日が排気ガス規制強化となっているので施行は2025年11月からという予定であると思います。

そして、懸念されている改造する事については・・・・・

警察庁は、新原付の「不正改造防止策」についても公表した。これは国内二輪メーカーらで構成される日本自動車工業会が提案したもの。ユーザーによる不正改造で、出力ダウンさせた新原付のパワー制限解除を防ぐのが狙いだ。

出力制御の詳細な方法は未定だが、大きく分けると次のとおりになるという。

① スロットル開度の規制等、物理的な制御(今回の試作車に採用)
② 燃料噴射コントロール等、ECU(ECU Engine Control Unit)による制御
③ 両者の組み合わせ

これに対し、不正改造を防止する方法は主に二つだ。まず一つ目は「物理的制御」。工場等で使用されている工具以外では、出力制御のために変更した部位にコンタクトできない特殊な構造とする。

二つ目は「ECUによる制御」。カードの差し替えや、断線、ショートなどによって出力制限を解除できない設計にする。いずれの方法でも一般人には「改造することが困難」という。今後は、法規体系への落とし込み、型式認証審査時の確認等に関して関係省庁と相談していく。

という内容となっています。

絶対に素人やカスタム専門店でも改造させないぞ!というメーカー側の意気込みを感じます。
ただ、内容的に原付1種のハード(本体)のみではなく、免許区分内容については今後、何か変わっていくのかどうかに注目が集まります。

・30km制限がどうなるのか?
・2段階右折は?
・普通自動車免許におまけとして付くのかどうか
・原付1種から2種へ移行の際の費用は安くなるのか  などでしょうか・・・・・。

★私の意見としては・・・・・

そんな物理的に面倒な事をしなくても、原付1種=125ccまでにすれば良いと思います。
但し、二人乗りは×で良いのではないでしょうか。

現在の原付2種免許=200ccまでという範疇にすれば良い。
既存の原付2種免許の方は高速道路を乗れる最低限の排気量までという事にする。
こうなれば不満は出ないと思います。

メーカー側も変な改造に費用負担をしなくて済みます。

今回の改造を阻止する方策についても何か抜け穴がありそうで何とも言えません。

エンジン毎載せ替える輩が出てこないか心配ですし、それをするために盗難車が増えるという事も考えられます。

さて皆さんはどうお考えでしょうか。

12月 232022
 

少し前にブログに125ccのバイクの出力を抑えた形で50ccの扱いにする事について書きました。

原付が無くなり125ccの馬力規制車が原付になる?

どこの記事でも同じように、検討され、そうなる可能性が高いとされています。

単純に考えれば確かにそうですよね。

問題となるのは、125ccの小型自動二輪免許をお金を出して取得した人達の問題ではないでしょうか。

写真素材 pro.foto
「出力を抑えているんだから本来の125ccとは違う」という意見もあると思いますが、同じエンジン、同じ大きさの車種であれば基本は同じです。

メーカーも同じ車種でエンジン形態を2通り作らなければならない。
製造側に負担を押し付けるのもどうかと思うしリソースの無駄という事もある。

解決策として2つの方法がある。

1.125ccのバイクやスクーターを馬力規制して原付(50cc)とする案
2.免許資格の排気量区分を変更する案

私はメーカー側に負担のかからない②を推奨したい。

50cc自体が世界的にも日本だけの仕様である。
世界標準にバイク免許資格も変えていく必要性があるのではないか。

例えば、原付の排気量を50~110ccまでに変更すれば良いのではないでしょうか。
別段125ccでは無くても現在110ccという排気量もある。

そうすればメーカーも原付仕様の125ccバイクを生産しなくても済む。

問題となる小型自動二輪の免許保持者は160ccまでのバイクに乗れるようにすれば良くないか。(高速道路の講習は必要とされるが)

無償で車の免許に付随していた資格とお金を出して取得した小型自動二輪免許を同等に考えるのもおかしいと思う。

バイク自体が流行り出すとおかしな事を言い出す輩がまた増えるんだな。

「バイクに乗るのは危ない」とか言い出す。

良いではないか、そう言っている人は死なないのだから。
自分が興味があって、乗っている事は本来の自己責任だろう。

他人の考えにあーだの、こーだの言う資格は無いだろう。

日本人の悪い癖は、人への妬みや僻み根性、足を引っ張るという性格が強い。

話は逸れてしまったが、私的には世界標準規格に日本も追従する方が賢明だと思っている。