DNS –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 222014
 

このブログの読者からメールで質問を頂きました。

内容は・・・・・
「家のネットワークにXPのパソコンが1台あります。他のパソコンは2台あり、windows-7とvistaです。このXPのパソコンだけネットに接続出来ないようにしたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」という事です。

答えとしては・・・・・

◎一番の方法はネットワークケーブルを外す事です。ルーターもしくはHUBからきているケーブルをXPのパソコンから抜くだけなので一番早いし、安全な方法です。

◎別の方法はXPのパソコンのネットワーク設定からデフォルトゲートウエイの設定を消す事です。ゲートウエイというのは外部(WAN)に接続するための入り口となるので、普通はルーターになっています。設定の変更方法は図で説明します。

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XPのデスクトップの画面にネットワークのアイコンがあるかと思いますが、これを右クリックでプロパティを表示させてください。すると、この図の左のような画面になります。(図はwindows-7のものです)この中のインターネットプロトコル(TCP-IP IPv4)をクリックしてプロパティを表示させると、図2の画面になります。

この図2の設定を良く見てください。
「IPアドレスを自動的に取得する」にチェックが入っているか?それとも、「次のIPアドレスを使う」にチェックが入っているか見てください。普通だと自動的に取得するにチェックが入っています。これは用語でDHCPといい、パソコンにIPアドレスを自動的にルーター側で振っているという事になります。この自動的に取得する方法だとゲートウエイも自動的に設定されてしまうので、これを「次のIPアドレスを使う」にチェックを変更してください。

◎IPアドレス  192.168.1.XX もしくは 192.168.0.XXにする。
(この192.168.1か192.168.0なのか分からない場合には、アクセサリーの中のコマンドプロンプトを起動してipconfigと打ち込むと、現在のIPアドレスが表示されるので、そこで確認をしてください)XXはルーターでDHCPで割り当てないIPアドレス番号を付けてください。分かり易く192.168.1.100とか192.168.0.100とかが良いのではないでしょうか。

◎サブネットマスク 255.255.255.0 と打ち込んで下さい。
◎デフォルトゲートウエイ 入力しないでください。

◎DNSは自動を止めて、「次のDNSサーバーのアドレスを使う」にチェックをして、ルーターのIPアドレスを入力してください。これは先ほどコマンドプロンプトで調べたipconfigの中にあるデフォルトゲートウエイと同じIPを入力してください。多分、192.168.0.1か192.168.1.1となっているのではないでしょうか。

これでパソコン本体を再起動かければ完成です。

XPのパソコンからはネットに接続出来ないと思います。ただし、ローカルネットのファイルの共有やプリンターの共有は出来ていると思います。

◆注意点
XPのパソコン本体がネットに接続していなくても、他のwindowsのパソコンがウイルス等に感染したり、感染しているファイルが保存されていたりすると、XPにファイル共有という流れで感染する恐れもあります。この点は十分留意して使って欲しいと思います。しつこく書きますが、一番安全なのは。ネットワークケーブルを繋げないで使用する事です。ファイルの移動は面倒でもUSBメモリなど使うのが良いと思います。(勿論、USBメモリもウイルスチェックしてください)

3月 182014
 

Wi-Fiルーターをハッキングするウイルス(トロイの木馬)が出たようです。

ソース元は⇔ScanNetSecurity (3月18日付記事より引用)

株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は3月17日、ブルートフォースを使用してWi-Fiルータのアクセスパスワードを解読し、デバイスの設定で指定されているDNSサーバアドレスを変更するマルウェア「Trojan.Rbrute」を発見したと発表した。犯罪者はこのマルウェアを使用してボットネット「Win32.Sector」として知られるファイルインフェクターを拡散していた。

Trojan.RbruteがWindows PC上で起動されると、リモートサーバとの接続を確立し、送られてくるコマンドを待機する。コマンドの中には、スキャンするIPアドレスの範囲が含まれている。このトロイの木馬はD-Link、TP-Link、ZTEの特定の製品のパスワードを解読できる。辞書攻撃も併用して認証を突破すると、トロイの木馬はハッキングに成功した旨をリモートサーバに通知し、DNSサーバ設定で指定されているアドレスを変更するようルータに指示を出す。その結果、ブラウザでサイトを開こうとしたユーザは、犯罪者の作成した別のサイトへとリダレクトされることになる。

先ずはWi-Fiルーターご使用の方は設定の確認をお願いしたいと思います。IDとパスワードはありきたりな名前(adminとかrootとかuserとか)は直ぐに変更しておいた方が得策です。

これじゃ、ちょくちょくルーターの設定も確認してないといけないです。
知らぬ間に勝手にDNSが書き換えられていた!なんて事ならないようにしたいものです。
当然、DNSが書き換えられた事が分からなければ、アクセスした途端、知らないサイトへ飛ぶ事になります。
「あれ!こんなサイトに設定していたか?」と思った時には既に遅し。
「うぅ~やられた~!!」とならないように注意して欲しいと思います。

5月 052012
 

連休も残り少なくなり、早起きをしてメールサーバーの設定を行いました。

いつもいつもメールサーバーの設定には悩まされるというか、どこかで行き詰る感じです。設定そのものはもう何度もやっているので何をどうすればいいのか?ということでは理解しているつもりです。

認証方法をづするか?Postfixを使うかQmailを使うかも悩みましたが、CentOSに標準装備のPostfixと相性の良いDovecotにしました。何はともあれ、最初にルーターの587番を開放しなくてはなりません。この587は送信用smtp25番が使えないISPが増えて代わりにサブミッションポートの587番を使うというものです。これはPostfixにもDovecotにも設定しなくてはなりません。

おやじのサーバーはダイナミックDNSなので自宅のサーバーにはDNSの設定はしておりません。MXレコードについてもDDNSをお借りしているところで処理をしてもらう形になります。IPの正引きはOKですが、逆引きが出来ないというのもありますが、ここはレンタルサーバーのSMTPを使いrerayhostとして設定すれば大丈夫という事になるのではないか?ということで作業開始・・・・。

何度か設定を繰り返し、やっと送信できました。(リレー出来たということです)

しかし、送信OK、受信はサーバーまでOK、outlookEXからメールを取りにいくと認証を何度も聞かれ入れても入れても通りません。メールは直ぐそこにあるのに・・・。

このサイト(wordpress)の登録時にもきちんとメール送信が自動に行われるようになりました。

後は、POP3の認証だけどう直すか?です。認証方法はセキュリティ面があるのでここには詳しく記す事はできませんが、Linux認証方法のPAMとdbを使った認証方法、SSLなどの変換された認証方法と選べますが、あえて難しい設定はしていないつもりなんですけど・・。

自動的にメール配信(sendmail)が出来た時点で目標撃破と思っています。

・・・ただ、Yahooなどのメールについては受信ok送信×みたいです。スパム扱いなのかも。