感染 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 032014
 

ここに来て、IT関連のニュースではXP終了に伴う記事の多さが目立ちます。
中でも、XPをこれから使うための8つのTipsとかありました。

記事は⇔ こちら (ITmedia エンタープライズ 4月2日付記事より一部抜粋)

Tips 1:4月9日に公開される修正パッチを必ず適用し、XPを最新状態にする
Tips 2:ウイルス対策ソフトやFlash、Javaなどインストール済みソフトウェアを全て最新状態にする
Tips 3:ウイルス対策ソフトやパーソナルファイアウォールによる制限を最大にする
Tips 4:使用していないソフトウェアとドライバは全部削除する
Tips 5:セキュリティソフトなどが搭載するアプリケーション制御機能を使って、アプリの利用を制限する
Tips 6:XPマシンの接続は制限されたプライベートなネットワークだけにする
Tips 7:管理者レベルのユーザーアカウントを削除する
Tips 8:Tips 1~7を実施する手間を惜しまない

しかし、ここまで来ると、パソコンとして使えませんよね。

現時点でもマルウエアに感染している事だってあり得る話なので、今後、ネットに繋げるにしても、信頼されているサイトしか見に行かない!とかの対処をするべきと思います。今までのように、あちらこちらと閲覧していると、とんでも無い事になる可能性が高くなるという事を心得ておくべきです。

普通に考えれば、これを機会にXPは外部とのネットワークを切るべきで、必要な場合には、windows-7やwindows-8のパソコンを一時的に借りて使う事です。1.2万で買えるOSをケチったために、会社の秘密情報から個人情報、取引先の情報まで漏洩すれば、会社の存続にも関わる話です。

男に例えると、抵抗力の低い病み上がりの状態で、デリヘル嬢と生でセックスするような物です。
後になって性病になる可能性が非常に高い。うぅ~かゆい!やられた~
そんな時には、安心してセックス出来る、彼女や奥さんとしなさい!という事です。

比喩がお下劣ですが、自分だけでは無く、知人、関係者にも病気を移すという部分では非常に似ていると思います。 そのような事にならない為にも、XPしか無い人はネットワークケーブルを抜くのが一番です。(抜くのは同じ)

超初心者の人に、ファイヤーウォールやら、修正パッチやら言ったって分からない人が沢山いるわけですよ。そういう人達が一番、危ない訳で、周囲の人達が処理してあげるか、手順を分かり易く説明してあげるとか、MSに電話させるとか(笑)しないと何もアクションを起こさないでしょう。こういう人には、面倒なのでXPはもう使えないから、新しいパソコン買いなさい!と話をするのが一番かも知れません。

知っている人がXPを使うしかない状況であれば、石橋を叩いて使うでしょうから問題はそう起きないと思います。

ただ。記事によっては、MSが前からXP終了のアナウンスをしているのだから、このアナウンスについて対処を怠っている企業が問題である。と言い放っている人もいますが、それは端的にOS入れ代えればOKというだけの話ではないケースもあるでしょう。ある特定のシステムを動かすソフトがXPというOSで動作するように作られている場合には、単純にwindowd7に置き代えればいいだろう!とはならないでしょう。全部が全部、計画的にやってこなかったせい、みたいな表現はどうかな?という事です。
「じゃぁ、windows8買うから、そのシステムソフトをwindows8でも動くようにMSさんで無償でやってくれよ!」と言いたくなりますよね。

どちらにしてもXPの時代は終了したという事でしょう。

家でレガシーOSとして使う分にはOKなので、「XPは死なず、ただ去るのみ!」という事です。

◆追加情報(2014-04-04)

MSでXP最後のアップデートが4月9日に月例4月更新プログラムで提供されます。
OfficeのWordゼロディ攻撃対策の修正版も出来るので、XPユーザーは必ずアップデートをするようにお願いします。そしてこの更新がXP最後のものとなります。

3月 232014
 

今朝の産経新聞に記事が出ていました。
内容的には怪しいサイトだけではなく、安心して見ていたサイト(官公庁・大手企業など)でもウイルスに感染する恐れがあるという事でした。そんな記事と同日にKADOKAWAのサイトが攻撃(メールサーバへのブルートフォースアタックらしい)があり、サイトを閉鎖している状態であるということです。

今までは、ウイルスを拡散して、それが流行する事に対して満足を得るような輩が多かったようですが、最近では、ウイルスを不特定のパソコンに感染させて、外部から遠隔操作を行い、攻撃用のパソコンとして使う、情報を盗み出すというのが主流になってきています。

そうなると、自分が使っているパソコンの防御は大丈夫か心配になります。

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基本形として、ウイルスソフトを入れる、常時ウイルス情報を最新にしておく、ソフトやOSのアップデートを速やかに行う。という3点です。これはパソコンに慣れている人なら、平常時いつもやっている行為だと思いますが、パソコンが苦手、時たま使うだけの人は、あまりこのような事(ウイルス情報やアップデートなど)に対して無関心であり、何ヶ月もOSのアップデートを怠ったり、ウイルス情報も古いまま放置している場合もあります。

1台が感染しただけで、周囲の関係者にそのウイルスを撒き散らす可能性がある事自体理解していない人もいるので、友人、関係者、同僚などにも話題として、このような話をして注意を促す事も今後必要になるかも知れません。

こんな状況下でXPを継続して使うのも心配になってきます。

やはり、使用者の多いOSである、windowsであれば、なるべく新しいバージョンを使用した方が良いという事になります。
その上で、安易な無料ソフトをインストールしない等、使う人が考慮する必要が出てきます。

ネットを見るだけであれば、やはりLinuxを使うのが良いのではないでしょうか。

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以前にも、このブログで「情報を収集されないためにもLinuxを使おう」という記事にも書きましたが、色々ネットを見たり、調べたり、怪しいサイトを閲覧する事が多い人ほど、Linuxを使うのが得策ではないですか。

XPのパソコンをどうするか?悩んでいる人は、迷わず、CentOSやubuntu、Scientific-LinuxなどインストールしてFireFoxでサイトを見るようにすれば、感染率は下がると思います。

3月 182014
 

Wi-Fiルーターをハッキングするウイルス(トロイの木馬)が出たようです。

ソース元は⇔ScanNetSecurity (3月18日付記事より引用)

株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は3月17日、ブルートフォースを使用してWi-Fiルータのアクセスパスワードを解読し、デバイスの設定で指定されているDNSサーバアドレスを変更するマルウェア「Trojan.Rbrute」を発見したと発表した。犯罪者はこのマルウェアを使用してボットネット「Win32.Sector」として知られるファイルインフェクターを拡散していた。

Trojan.RbruteがWindows PC上で起動されると、リモートサーバとの接続を確立し、送られてくるコマンドを待機する。コマンドの中には、スキャンするIPアドレスの範囲が含まれている。このトロイの木馬はD-Link、TP-Link、ZTEの特定の製品のパスワードを解読できる。辞書攻撃も併用して認証を突破すると、トロイの木馬はハッキングに成功した旨をリモートサーバに通知し、DNSサーバ設定で指定されているアドレスを変更するようルータに指示を出す。その結果、ブラウザでサイトを開こうとしたユーザは、犯罪者の作成した別のサイトへとリダレクトされることになる。

先ずはWi-Fiルーターご使用の方は設定の確認をお願いしたいと思います。IDとパスワードはありきたりな名前(adminとかrootとかuserとか)は直ぐに変更しておいた方が得策です。

これじゃ、ちょくちょくルーターの設定も確認してないといけないです。
知らぬ間に勝手にDNSが書き換えられていた!なんて事ならないようにしたいものです。
当然、DNSが書き換えられた事が分からなければ、アクセスした途端、知らないサイトへ飛ぶ事になります。
「あれ!こんなサイトに設定していたか?」と思った時には既に遅し。
「うぅ~やられた~!!」とならないように注意して欲しいと思います。