仕事先の年上の人のパソコンの使い方は、ネットでニュースを見たり、メールをしたり、アマゾンで物品の購入をしている人が多く、こういう使い方の人がパソコン人口の大部分を占めていると思います。
今回、XPのサポート終了でどうしたらいいのか悩んでいるのも、このような人が多いと思っています。パソコンが好きな方なら、この先どうするかは自分で予定を組んでいるか、もう済ませてると思いますが、パソコンを自分の大事な道具と感じていないので、そうなったらwindows7や8のパソコンを買うかどうかだと思います。
このような使い方の人は、パソコンに興味も感じていないので使えればいいという人が多く、セキュリティ面についても脅威を感じていない、わからないと思っています。問題なのはこのセキュリティ面において自分なりの考え方や危険予知が出来ないという人ですから、自分のパソコンがウイルスに感染していても「最近パソコンの調子が悪いな」位にしか思わないかも知れません。
ウイルスソフトが導入されていれば安心と思い、ウイルスの情報更新とか疎かにしていたり、ニュース記事でも芸能のページとかは見るけど大事なIT関係のセキュリティ情報も仕入れたりする事はないでしょう。
そういう人ほど、Linuxにすればいいんです。
何しろ、一度、デスクトップとして設定してしまえば、ブラウザのFireFoxもメールも普通に使えると思いますし、windowsのように危険が少なくて済みます。それにそんな使い方なんでwindows本体とウイルスソフトにお金を掛けないで壊れ難いパソコンになります。
少し前にLinuxがインストール済のパソコンが販売されているとブログに書きましたが、このような人には良く考えると最適なシステムになりませんか。最初の設定だけ、きちんと出来ていればwindowsと変わらない使い方が出来ます。windowsが費用としてパソコンに入っていない分、CPUやVGAもワンランク上のパソコンが狙えます。(その分、安い方がその人にとって得かも知れません)
私の場合には、OSにお金を掛けるのがもったいない星人なので、OSを買うなら他の周辺機器などを購入した方が良いと思っています。家ではあまり仕事はしませんが、古いwindows2000とワード、エクセル、アクセスがあればほとんどの作業が出来てしまうので、CentOSやScientific-Linux、puppy-linux、ubuntuは自分の趣味として使っています。これらのパソコンではネットを見たりメールをしたりATOMサーバーの設定をしたりに使っていますが、本当に不自由は感じないで逆に操作が面白いくらいです。
ゲーム派の人はwindowsの方が使い易いし、ビデオカードもwindowsに合わせたドライバーをメーカーも用意していますから、そちらの方が安心だし、処理速度も速いはずです。
最近はGOM-playerのアップデートやらbaiduのIMEの問題やら危険が沢山ありますから、パソコンは使うだけで他の事は面倒な人ほどLinuxのデスクトップって有意義ではないでしょうか。そういう人の傍にLinux好きな人がいれば、そういう提案してあげて欲しいと思っています。