安全 –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 262014
 

仕事先の年上の人のパソコンの使い方は、ネットでニュースを見たり、メールをしたり、アマゾンで物品の購入をしている人が多く、こういう使い方の人がパソコン人口の大部分を占めていると思います。

今回、XPのサポート終了でどうしたらいいのか悩んでいるのも、このような人が多いと思っています。パソコンが好きな方なら、この先どうするかは自分で予定を組んでいるか、もう済ませてると思いますが、パソコンを自分の大事な道具と感じていないので、そうなったらwindows7や8のパソコンを買うかどうかだと思います。

このような使い方の人は、パソコンに興味も感じていないので使えればいいという人が多く、セキュリティ面についても脅威を感じていない、わからないと思っています。問題なのはこのセキュリティ面において自分なりの考え方や危険予知が出来ないという人ですから、自分のパソコンがウイルスに感染していても「最近パソコンの調子が悪いな」位にしか思わないかも知れません。

ウイルスソフトが導入されていれば安心と思い、ウイルスの情報更新とか疎かにしていたり、ニュース記事でも芸能のページとかは見るけど大事なIT関係のセキュリティ情報も仕入れたりする事はないでしょう。

そういう人ほど、Linuxにすればいいんです。

何しろ、一度、デスクトップとして設定してしまえば、ブラウザのFireFoxもメールも普通に使えると思いますし、windowsのように危険が少なくて済みます。それにそんな使い方なんでwindows本体とウイルスソフトにお金を掛けないで壊れ難いパソコンになります。

少し前にLinuxがインストール済のパソコンが販売されているとブログに書きましたが、このような人には良く考えると最適なシステムになりませんか。最初の設定だけ、きちんと出来ていればwindowsと変わらない使い方が出来ます。windowsが費用としてパソコンに入っていない分、CPUやVGAもワンランク上のパソコンが狙えます。(その分、安い方がその人にとって得かも知れません)

私の場合には、OSにお金を掛けるのがもったいない星人なので、OSを買うなら他の周辺機器などを購入した方が良いと思っています。家ではあまり仕事はしませんが、古いwindows2000とワード、エクセル、アクセスがあればほとんどの作業が出来てしまうので、CentOSやScientific-Linux、puppy-linux、ubuntuは自分の趣味として使っています。これらのパソコンではネットを見たりメールをしたりATOMサーバーの設定をしたりに使っていますが、本当に不自由は感じないで逆に操作が面白いくらいです。

ゲーム派の人はwindowsの方が使い易いし、ビデオカードもwindowsに合わせたドライバーをメーカーも用意していますから、そちらの方が安心だし、処理速度も速いはずです。

最近はGOM-playerのアップデートやらbaiduのIMEの問題やら危険が沢山ありますから、パソコンは使うだけで他の事は面倒な人ほどLinuxのデスクトップって有意義ではないでしょうか。そういう人の傍にLinux好きな人がいれば、そういう提案してあげて欲しいと思っています。

1月 132014
 

家のATOMサーバー(CentOS6.4)ですが、毎日のようにApacheとmailサーバーに攻撃があります。
今年に入って攻撃してくる回数も多くなっているように思えます。
アクセスログを見ると同じようなIPを使用しているケースも多く、会社などのサーバーやパソコンが乗っ取られていて、一度、そのIPが遮断されても他のIPを使って攻撃をしているように感じています。

サーバーを運用されている方は細心の注意をして欲しいと思います。

さて、今回は一家に一台ネットに繋がないPCが必要という題にしてみました。
XPもサポート終了でネットに繋げないで使用を継続してゆく、という考え方も出来ると思っています。家で使用する作業には「ネットを見る」、「SNSを書き込む・読む」、「ゲームをする」、「メールを書く・読む」、「書類を作成する」など個人個人違った使い方であると思います。

XPがサポート終了になった場合には、ネットワークから切り離し、スタンドアロンのマシンとして使用すると考えている人も多いはずです。今までXPを使用していた時のデータやソフト等の資産がそのまま生かされますし、特に仕事面(ワード・エクセル・アクセス等)の書類作成には打ってつけかと思います。

ただし、これはXPマシン以外にもパソコンを所有していないとダメです。
家ではスマホとタブレットでネットするから不要だ、という人なら大丈夫です。
他に最低でも1台ネットに繋げるパソコンがあればこのような環境でもOKだと思います。

何しろ、どこから情報が漏れているのかわからない。
ウイルスだって、ちゃんと検閲されているかも分からない。

そんな状況下でクレジットカード情報やID、パスワード、個人情報などを入れておくのはどうなんでしょうか。ネットで遊ぶ事を目的としたパソコンには重要なデータを登録やファイルを保存をしておかない事です。

それであれば、お金を掛けない一番の方法はネットを遮断して、単独PCとして使用することです。そうすればLinuxを入れなくても、windows7を入れなくても、そのまま使用する事ができますし、いままでと同じソフトも使用することが出来ます。

特に高齢者の方は、家でめったに使わない場合には、こちらで充分。
複数台パソコンを所有している人は、大事なデータはXPに移動させて、必要な時にそのデータを見る、管理するという手法でいけば安心・安全です。一年に何回かしか使わない年賀状の印刷とか、そんな作業なんかそれで充分ですよね。

私の家には、windows2000もまだありますし、XPもスタンドアロンとして1台は残そうと思っています。というのが、word,excelの最新版が使いにくいからです。くだらない作業に時間をかけたくないので扱い易いソフトで動かし、USBメモリをウイルスチェックをした上でファイルを移動させて使うようにします。・・・USBメモリを媒介して感染するウイルスもあるので安全と思わず、必ずウイルスチェックをするようにしてください。

家ではあまりネットを見ない人はこれで充分です。

だけど、ネットに繋げたい、と言う方はLinuxにするか、windows7かwindows8に入れ替えるか、新しいPCを購入するかはお財布と相談して進めて欲しいと思います。