昭和時代の古い物が好きなおやじです。
大体、古い物好きな人は、自分が若かりし頃に欲しい物があったが、その時には買えずにずっと良い思いのまま心に残っている事があると考えています。
私が若い頃(中学・高校時代)の趣味はカメラとラジカセとロックでした。
カメラはたまたま、高校の友人が好きだった事で始めたものです。
カメラの世界も奥が深くて、メーカーは勿論、レンズ、三脚、白黒の写真を作る機械(名前も忘れました)など、バイトで溜めたお金で買ってました。
それはさておき・・・・・
現在はというとカメラはデジカメに置き換わり、それがスマホになってしまっています。
フイルムを使ったカメラはもう誰も使っていません。
あの頃、有名だったNIKONやCANON等もデジカメの世界です。
でも、昭和の時代のカメラの造形って魅力ありますよね。
それはもう使わなくても欲しいと思える一品です。
スマホで全てが事足りてしまう令和時代です。
今更、フイルムを入れるカメラを買う奴なんていないでしょう。
でも、オークションでは未だに取引されています。
う~ん、使わなくても飾り物として欲しいのか?
そこには若かりし頃、私と同じように「欲しくても買えなかった」という事情があるのだと思います。
「今、買わなかったら二度と手にする事は無い」と思うんですね。
レコードも同じよな流れでしょうか。
一時はCDに駆逐され、家では重たく邪魔者扱いです。
それが今は、「レコードの方が音がいい」、「レコードはジャケットが大きく美しい」等など売り上げがCDを超えているようです。
家にも未だに700枚位、ロック、ジャズのレコードが有ります。
レコードを聴くにはステレオ、ターンテーブルが必要です。
昭和の時代のターンテーブルがヤフオクに沢山、出品されています。
その時代に良いと思われた製品は今でも根強い人気があり価格も高いままです。
ラジオやラジカセ等も昭和のデザインは良いなぁと思っています。
未だにカセットテープを聴いている人もいます。
何で今時、CDも焼けるし操作も簡単なのにカセットテープやレコードになるのか?
完全に機能的には現代の機械には敵わないはずです。
それが古のアナログに回帰してる。
面倒な操作の方がいいのか。
もしかするとテレビなんかも「やっぱりブラウン管だよな」なんてなるのかも知れません。
そう考えると全てが最新の機械に進化しなくても良いのではないかと思うんですよね。
作るメーカー側はハードを売るために新しいメディア、機械を考える。
それを受け入れるのかどうかは我々一般消費者です。
PCの世界でもMOディスクなんてありました。
MOはどこに消えてしまったのか。
・・・・家にはSCSI仕様のMOがまだあります。
SCSIとか言う時点で?と思う人が多いのではないでしょうか。
機械はあってもメディアhがもう販売されていないという現実。
データを保管しておくには安全なシステムだと思っているが、いかんせん読み込み、書き込みが遅いんですよ。
ブスだけど気になる女と同じような感覚でしょうか。
私的には昭和の時代の物はデザインが優秀だと思っています。
これは車も含め、好き嫌いがはっきりするデザインです。
現在は万人受けするデザインで金太郎飴みたいなものが多い。
機能も大事だがデザインも大事だとつくづく思います。