長野県の公園が一人のクレーマーに文句を言われ閉鎖したというニュースがありました。
皆さんは、このニュースどう思いましたか?
少なからず、どこの公園でも近隣の住民からのクレームはあるものです。
大体が、「子どもの声がうるさい!」という事が圧倒的に多い。
子どもの声がうるさいと思うかどうかです。
大声を出して走り回っているのが普通の子供です。
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これは昔から子どもの行動自体が変わったのではなくて、高齢者の感覚が変わってきているのではないかと思っています。
この感覚が問題です。
・自分さえ良ければいい
・元々、子どもが嫌い
・自分の思い通りにいかないと気が済まない
もしかするとクレーマーという人はその人の性格ではなくて、一種の脳の委縮による感情コントロールが出来ない人ではないかと思っている。音や声、臭いに敏感になる。というのも人に依っては多いらしい。
高齢化による前頭葉の委縮でどんな症状が起きてくるのか?
脳の前頭葉という部分は脳の中でもどんな役目を果たしているのか謎の部分が多かったようです。
近年分かってきた事は感情をコントロールする部位であること。
前頭葉の機能を調べてみると・・・
前頭葉の役割 前頭葉は、人が行動を開始し、または抑制する機能を司ります。 さらに、生活をする上で必要な情報を整理、計画して処理・判断することも前頭葉の役割です。 加えて、自己を客観的に捉えることや感情を持つこと、言葉を発することができるのも、前頭葉が機能しているからです。
とあります。
皆さんの近所でも高齢者で、何となく怒りっぽい人、文句ばかり言う人、同調性の無い人、等など見掛ける事があると思います。
相手の怒りに対して怒りで対抗すると相手は納得しない。
口喧嘩のような対応が一番良くないという事です。
何かそのような面倒臭い人と関わらなくてはいけなくなった場合には・・・・・
・こちらから何も言わず全て喋らせる
・頷いて聞く
・自分の言い分を喋れば納得する
・話の上げ足を取らない(逆効果)
というケースがほとんどのようです。
これは痴呆の老人にも当てはまる事ですが、普通の人でも長時間怒っている状態を維持できる人はいません。
怒るのも体力がいるんですよね。
ある程度自分の言い分を喋ったところで、「もうこの人に言ってもしょうがない」という気持ちになってくる。
「自分の話を聞いてくれた」、「この人は分かってくれたから、怒っても意味が無い」という感情になる。
これから高齢化社会になっていき、このような老害的な接触も増える可能性が高い。
他人事と思わず、自分で一歩引いた対応をして欲しいと思います。