前ブログでは自宅での介護について書きました。
これから介護をしなくてはならない人も現在介護をしている人も、将来的には自分たちもこのグループに入るという事を理解しておく必要性があります。
「俺は誰の介護も受けん!!」
そう息巻いている人ほど、後になって家族に面倒をみてもらわなければならない人が多い。本人はもう家族が大変であるとか迷惑がかかるとか、そのような事を思いやる気持ちは感情的にも無いに等しいです。
それよりも、そうなった場合の家族の対応について、元気な内に本人含め話合いをしておく方がよっぽど良いと思います。
写真素材 pro.foto
高齢者になると、直ぐに喧嘩口調になったり、自分が言った事を忘れたりするので、あとあと家族が一番困る事になります。
金銭的に余裕があるのであれば、高齢者施設に入ってもらうのが一番良い方法です。
誰にも迷惑を掛けずに生活する事が出来ます。
ただ、身内の感情として「これで良いのか?」と度々思う事はあるでしょう。
結局は「施設に入った本人が良かった」と思うかどうかです。
我々の年代では年金も少なくなり生活を維持するのも大変になると思います。
果たして、自分が施設に入るだけの資金を残す事ができるかも分かりません。
老夫婦だけで出来るだけ生活をして、もうどちらかが介護が必要になってきた時に子ども達に助けてもらう方法になるでしょう。
でも、ここが一番の問題でもあります。
大変になってきたところに世話しに同居してくれるでしょうか。
息子の意見は嫁さんの意見でもあるし、この逆もあります。
私としては、このような状況になる前に世話してくれる人たちと同居をして経済的に余裕があれば、それで子ども達を手助けする事も必要なのではないかと思います。
そうなるとお互い「いつも助けてもらっているから、今度は助けてあげないと」という気持ちになるのではないでしょうか。
健康な内に生活を一緒に始めた方があと後に良い結果になると思います。
大事な事を先延ばしにして良い事は一つもありません。