介護 –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 152023
 

前ブログでは自宅での介護について書きました。

これから介護をしなくてはならない人も現在介護をしている人も、将来的には自分たちもこのグループに入るという事を理解しておく必要性があります。

「俺は誰の介護も受けん!!」

そう息巻いている人ほど、後になって家族に面倒をみてもらわなければならない人が多い。本人はもう家族が大変であるとか迷惑がかかるとか、そのような事を思いやる気持ちは感情的にも無いに等しいです。

それよりも、そうなった場合の家族の対応について、元気な内に本人含め話合いをしておく方がよっぽど良いと思います。

写真素材 pro.foto
高齢者になると、直ぐに喧嘩口調になったり、自分が言った事を忘れたりするので、あとあと家族が一番困る事になります。

金銭的に余裕があるのであれば、高齢者施設に入ってもらうのが一番良い方法です。

誰にも迷惑を掛けずに生活する事が出来ます。
ただ、身内の感情として「これで良いのか?」と度々思う事はあるでしょう。

結局は「施設に入った本人が良かった」と思うかどうかです。

我々の年代では年金も少なくなり生活を維持するのも大変になると思います。
果たして、自分が施設に入るだけの資金を残す事ができるかも分かりません。

老夫婦だけで出来るだけ生活をして、もうどちらかが介護が必要になってきた時に子ども達に助けてもらう方法になるでしょう。

でも、ここが一番の問題でもあります。

大変になってきたところに世話しに同居してくれるでしょうか。
息子の意見は嫁さんの意見でもあるし、この逆もあります。

私としては、このような状況になる前に世話してくれる人たちと同居をして経済的に余裕があれば、それで子ども達を手助けする事も必要なのではないかと思います。

そうなるとお互い「いつも助けてもらっているから、今度は助けてあげないと」という気持ちになるのではないでしょうか。

健康な内に生活を一緒に始めた方があと後に良い結果になると思います。

大事な事を先延ばしにして良い事は一つもありません。

4月 122021
 

3月の末日に引っ越しをしました。

引っ越しは介護のために元に居た家に戻る事です。

古巣に戻った。

せっかく引っ越した家に慣れて物の置き場等も整ってきた矢先に介護をしなくてはならくなったという事です。

引っ越しする前に光回線の申し込みや今使っている光回線やひかりTVの解約もあり、非常に面倒な手続きでした。

解約一つするにも、電話を掛けて長い時間待たされる。
もう少し、客を待たせずにスムーズなやり方って出来ないのか?と思います。

機器の引き取り(ルーターやチューナー)も引き取り日は決まっても、何時に来るか分からない。待っても来ないから出掛けるとその隙に来ている。

やる事が二重・三重手間になっています。

引っ越す前の家は約3年間賃貸で入居しました。
自然が多く、とっても気に入っていました。

賃貸なのに専用の駐車場があり庭同様に使えました。
バイクのメンテには最高の場所でした。

家は大きく、豪華であれば良いという事ではありません。
小さな家だったので動線が少なく、何かやるにしても動きが楽でした。

還暦過ぎの私にとっては、大きな家は要らない。

二階建てよりも平屋がいい。

引っ越し作業が終わって、段ボールが山積み状態ですが、気分的に片付けるという作業をしたくない。

非常におっくうに感じる。

現在の61歳過ぎだが、仕事をやりながら引っ越し作業も行い、荷物整理をする、その間に介護もしなくてはならないのは負荷が多過ぎる。

家の奥さんにも伝えたが、一日段ボール1個か2個片付ければ良いと。
その内無くなります。

ほんの3年前は片付けるにも勢いで出来たが、今は何となくその元気が出ないのだ。
やはり60代になると体が無理するな!と言っているようである。

しかし、パソコンはノート(win10 corei7)とモニターだけ自分の部屋に置いて設定をした。

これが無いとこのブログもネット閲覧も仕事も出来ないからである。

唯一良いのは、自分のPC専用部屋が確保できたこと。
家賃が無くなったこと。

そして、バイクが雨に濡れない環境になったことである。

今度はノートPCだけでなく、デスクトップ機も動かしたい、サーバーも作りたいと考えているが、これは落ち付いてからにしようと思う。

古巣とは言え、時間が経過すると近所付き合いを含め、また慣れが必要となる。

12月 092020
 

60歳の還暦を過ぎると何となく先が見えてきます。

ただ、先が見えると言っても暗い話では無く、人生の中で一番自由な時間が使える楽しい事でもあります。

これが、人に依っては「苦痛な時間」になってしまうようです。

その人達は「仕事が趣味」、「人と常に接していないと気が済まない」、「仕事の役職や立場が染みついて抜けていない」等あるようです。

そして、私が良く言う「無趣味」な人です。
まぁ「仕事が趣味」という人達なので、普通の趣味は理解できないのかも知れません。

でも、これから空いた時間は何かをしないとつまらない人生になってしまいます。

無趣味な人は、地元の自治会の役員をしたりするみたいですが、これが上から目線の発言連発で周囲の人から嫌われてしまう方も多いようです。

仕事の職責が抜けきっていないので、何でも人任せで人にやらせようとする。
自分はのけぞって口だけです。

喋る事は「自分の自慢話」と「人の悪口」ばかりです。
「あの人はあ~だの、こ~だの」と人間評論家ですよ。

家でも奥さんや息子、娘達に嫌われ、家に居ては困るような扱いを受けているにも関わらず、自分の生き方を変える気配もない。

いくら資産があっても・・・
いくらお金があっても・・・・

それは人生最後に来て、悲しい運命が待っているように思います。

どんな偉い人でも、高齢者になればただの爺さん、婆さんですよ。
周囲のみんなに愛される生き方に変えないと何の面倒も見てくれませんよ。

「家で死にたい!」と言っても呆けてくらば「介護施設」に入居させられ、面会にも家族は訪れる事なく一人淋しく死ぬことになるでしょう。

還暦を過ぎて隠居したら、もう第一線から外れているんだという意識を持つべきです。

もう息子たち、後輩たちの出番であり、隠居した者は静かに見守っていればいい。

決して偉そうな事は言うな。

今までは自分の周りの人達が自分を盛り上げて助けてくれていた。
今度は、自分が周りを助け、盛り上げてあげる番である。

それは家族であり、仕事先の部下であったりする。

隠居しても隠居者なりにやる事はある。