金持ちの呆けた老人が牛耳る世界

投稿者: | 2019年8月28日

歳を取るって悪い事ではないと思っています。

若い頃は血気盛んだった人が穏やかになったり孫と遊んだり・・・。
自分の好きな事を誰にも邪魔されず楽しむ・・・。
そんな残された人生をゆっくり生きていく・・・・。

しかし、この人生はあくまでも仕事が年齢できちっと退職した人の考え方なのかも知れません。

歳を取ると段々と耳が悪くなり、目も見にくくなり、身体を動かすのもおっくうになってきます。そうなると人に色々とお願いをしなければならない事が出てきますよね。

そのお願いする人が息子であったり娘であったりするのだと思います。

最近では家で介護を進めるシステムになってきていますよね。
居宅介護という名称でしょうか。

今までは介護施設に通ったりしていたのを、家で介護をするように仕向けてきている。
これは介護料金を安くするための方策だと思います。

家にヘルパーさんを呼んで出来ない事をしてもらったり、ケアマネさんに相談してお風呂場とか階段に手摺を取付けてもらったりしていきます。

勿論、車イスや杖等もレンタルしてもらう事もできます。

家で介護するにも直に接する近親者の負担がとても重たくなりますよね。
毎日、毎日の事ですし、その日の調子で内容も変わってくる。

丁度、我々の年代(50~60歳)は介護で苦労する人が多いと思います。

ここまでは普通の老人の介護の話であります。

今回、書きたいのは呆け始めているが自身がその事に気が付いていない老害に関しての話です。

これが会社を経営している社長であったりとかだと非常に大変です。

大きな会社であれば取締役会で呆け始めの異変に気が付いて退任をしたりするんでしょうが、個人経営、家族経営の会社であったらそれこそ大変な話です。

請求書を出しても期日に支払わないとか
打合せの約束をしてもすっぽかすとか
同じ事を何度も何度も繰り返すとか

完全に老人特有の健忘症のような状態になってきているのに本人は正常だと思い込んでいる。

自分がおかしいという事に気が付かないんですよね。
周囲がそれを言うと怒り出したりする訳ですよ。

まだ個人一人で仕事しているならいいが、社員がいたりしたらそれこそ社員さんは悲劇ですよね。同じ事を何回も聞かれ、書類を作らされたりと社長の尻拭いばかりになります。

世の中、こんな状態の老人経営者が隠れて多いのではないかと推測します。

社長、会長、〇〇長など、長の付く役職の人が75歳を過ぎていると支えている人が大変です。これは家族が直に介護しているのと同じくらい大変だと思います。

そんな人はなぜサラリーマンのように引退(退職)しないのか?

それは退職すると自分の言う事を聞かなくなるのが何となく分かっているからです。
ただの老人を世話する人はいませんよね。それも命令口調で言われて・・・・。

呆けては困る職業はいくつかあると思います。

政治家とか交通機関の運転手、飛行機のパイロット、医者、軽く考えてもさらっと出てきます。

呆けた金持ちの上級市民(経営者)が一番困り者になる世の中がきています。

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