呆け –          おやじdemo_CentOSを使う
8月 052022
 

ぼっち愛好家のおやじです。

中高年の独身の方で友達が少なく(居ない?)淋しいという記事を読みました。

独身であると仕事が終われば家に帰り一人暮らしであれば一人の時間になっていまいます。

家族持ちの中高年は家に帰れば奥さんが居て、子ども、婆さん爺さんがいて賑やかなのかも知れません。

どちらも一長一短だと思います。

私の場合には、家に帰れば奥さんが居て、息子、婆さんがいます。
一人になりたくてもなれません。

そして婆さんは介護が必要で何をするにしても手助けが必要なこともあり、傍で見守っていなくてはなりません。

そのような面倒な事を考えると一人って良くないですか?

だいぶ前にこのブログでも書いた記憶がありますが、一人暮らしの孤独死ってどう思うか?という事があります。

世間では、「一人誰にも見付けられず孤独で死んだ」というような淋しい表現をするケースが多いと思いますが私は全然違います。

人知れず、死ぬって淋しいのかどうか?

病院で家族に看取られるよりも、一人でひっそりと消えていく方が私には合っているようにも思います。

独身の中高年者であれば、それなりの経済力もあるでしょう。

自身が本気になっていけば異性との交際も出来ると思います。

きっとその過程が面倒なだけではないでしょうか。

男の場合、最初から結婚してもいい人、しない方がいい人っていると思います。

やりたい事が沢山ある、女性を構うのが面倒とか考える人はしない方がいいタイプ。
話をするのが好き、世話を焼くのが好きな人は適している人だと思います。

そして一番大事な事は「我慢」できる人ではないでしょうか。

いつも一緒に居れば機嫌が良い時、悪い時がお互いあります。
欲しい物を買いたい時にも相手の承認が必要な時もあります。

ぼっちの中高年の人はこれが無いんですよ。

だから自由でいられる。

問題なのは何の趣味もない中高年です。
仕事が趣味とか言っているような人です。

仕事を辞めたら趣味が無くなる。

友達だと思っていたのは、ただ単に上司と部下の関係や取引先の関係です。
仕事を辞めた途端、付き合いは疎遠になります。

その上、孤独、ぼっちに対して耐性が無いので一人で淋しい思いをする事になる。
スーパーやコンビニにクレームを付けるような人もきっと同様ではないかな。

そうなると呆けるのが早い。
やる事が無いから、一日中ぼけーっとテレビを見ているだけになる。

すると一気に老化が加速していく事になる。

若い頃と中高年の違いとは何か?

私は「やる気」の違いだと思っています。
若い頃は、思ったら直ぐに行動しようという気持ちになる。
中高年になると「何をするのも億劫」になってしまう。

自分のやりたい趣味があれば「やる気」と「行動」が伴ってきます。
だから、若い気持ちでいられるのではないかと思っています。

釣りであれ、パソコンであれ、バイクであれ何か趣味を作って没頭できる時間を作っていく事が大事です。

そうなると必然的に本当の友達が自然と出来てくるのではないでしょうか。

9月 132019
 

AIと聞くと、『仕事を奪われる』と思っている人も多いのではないでしょうか。

もしかすると奪われるのは仕事だけでは無いかも知れませんよ。

と言うのも英国の企業でAIの会話に誤魔化されてし支払ってしまったという事件がありました。

AIで本人と同じような声で似た喋り方されたら分かりませんよね。
ターミネーターの電話と同じですよ。

話し方の特徴が本人特有のなまりがあったりしたら、家族でも無理でしょう。

それが会社であったら尚更ですよね。

高齢者をターゲットにするのであれば、声の質、話し方、だけではなく、大事な用件(お金の件とか)等する場合には絶対電話は使わないようにするとか、お互いのルールを決めておく必要性があります。

今のオレオレ詐欺にひっかかってしまった人の傾向としては、『まさか自分が引っかかるとは思っていなかった』と言う人が非常に多いんですよね。

まさか家の息子が・・・と焦ってしまう。

これから高齢者社会になり孤立して生活をしなくてはならない高齢者が増えてくれば、そこを狙ってくる悪い輩も増えてくるはずです。

最近では、カードを盗むとかすり替えるとか、現金を取りに行くとかと言う方法だけではなく、お金を持っているかどうかを調べて強盗に入るという強力に悪い輩もいます。

お金だけでは無く命だって取られる可能性があるのです。

自分の親が一人で暮らししているのは気になっている。
けれど、なかなか会いに行けない、時間が取れない。

そんな隙間を狙ってくるのが悪い奴らです。

電話がかかってくれば、暇だし淋しいからと営業の電話でも長話してしまったり、会話の中で家庭の事情も話してしまったりしている事だって考えられます。
少し呆けが始まってしまっていれば尚更危険です。

高齢者の一人暮らしの場合には、固定電話は解約して携帯電話だけにした方が良いでしょう。関係者以外の通話は出来ないようにしておくとかして・・・。

こんな状態の高齢者vsAIでは到底勝ち目はありません。
AIで無くても詐欺にあっているのに、AIになったらと考えただけでも恐ろしいですね。

そうなるとこちらもAIで対抗するしかない。

AIvsAIならまだ勝ち目はあるかも知れない。
でも、スマホも扱えない高齢者にAIなんて扱えるわけがない。猫に小判過ぎる。

AIでも呆けた高齢者の相手をしてくれる会話してくれるロボットとかどうですか。
同じ話を何回聞いても、怒らないでちゃんと話を最後まで聞いてくれるとか、何か病気とか熱があるとかした場合、関係者にメールで連絡するとか、スマホを使えなくても話せばやってくれるAIです。

高齢者にアレクサー!とか無理なので、おい、太郎とか!日本的な昔の名前のような感じかな。

結局は息子や娘が傍に居て、きちんと親を見ている会話をする事が重要なんです。
仕事と同様に時間を作って会いに行くようにしましょう!!

その時には、電話がかかってきた際の暗黙のルールを作り、話を理解してもらうようにしましょう。

8月 282019
 

歳を取るって悪い事ではないと思っています。

若い頃は血気盛んだった人が穏やかになったり孫と遊んだり・・・。
自分の好きな事を誰にも邪魔されず楽しむ・・・。
そんな残された人生をゆっくり生きていく・・・・。

しかし、この人生はあくまでも仕事が年齢できちっと退職した人の考え方なのかも知れません。

歳を取ると段々と耳が悪くなり、目も見にくくなり、身体を動かすのもおっくうになってきます。そうなると人に色々とお願いをしなければならない事が出てきますよね。

そのお願いする人が息子であったり娘であったりするのだと思います。

最近では家で介護を進めるシステムになってきていますよね。
居宅介護という名称でしょうか。

今までは介護施設に通ったりしていたのを、家で介護をするように仕向けてきている。
これは介護料金を安くするための方策だと思います。

家にヘルパーさんを呼んで出来ない事をしてもらったり、ケアマネさんに相談してお風呂場とか階段に手摺を取付けてもらったりしていきます。

勿論、車イスや杖等もレンタルしてもらう事もできます。

家で介護するにも直に接する近親者の負担がとても重たくなりますよね。
毎日、毎日の事ですし、その日の調子で内容も変わってくる。

丁度、我々の年代(50~60歳)は介護で苦労する人が多いと思います。

ここまでは普通の老人の介護の話であります。

今回、書きたいのは呆け始めているが自身がその事に気が付いていない老害に関しての話です。

これが会社を経営している社長であったりとかだと非常に大変です。

大きな会社であれば取締役会で呆け始めの異変に気が付いて退任をしたりするんでしょうが、個人経営、家族経営の会社であったらそれこそ大変な話です。

請求書を出しても期日に支払わないとか
打合せの約束をしてもすっぽかすとか
同じ事を何度も何度も繰り返すとか

完全に老人特有の健忘症のような状態になってきているのに本人は正常だと思い込んでいる。

自分がおかしいという事に気が付かないんですよね。
周囲がそれを言うと怒り出したりする訳ですよ。

まだ個人一人で仕事しているならいいが、社員がいたりしたらそれこそ社員さんは悲劇ですよね。同じ事を何回も聞かれ、書類を作らされたりと社長の尻拭いばかりになります。

世の中、こんな状態の老人経営者が隠れて多いのではないかと推測します。

社長、会長、〇〇長など、長の付く役職の人が75歳を過ぎていると支えている人が大変です。これは家族が直に介護しているのと同じくらい大変だと思います。

そんな人はなぜサラリーマンのように引退(退職)しないのか?

それは退職すると自分の言う事を聞かなくなるのが何となく分かっているからです。
ただの老人を世話する人はいませんよね。それも命令口調で言われて・・・・。

呆けては困る職業はいくつかあると思います。

政治家とか交通機関の運転手、飛行機のパイロット、医者、軽く考えてもさらっと出てきます。

呆けた金持ちの上級市民(経営者)が一番困り者になる世の中がきています。