この土日もバイクに乗ってきました。
「今日も暑いのに何でバイクに乗るの?」と家の奥さんが言いますけど、「家に居てもゴロゴロしているだけだから」と伝え出掛けます。
バイクは赤いバリオスⅠ型とスクーターのアドレス110(CE46)の2台があります。
アドレスは主に通勤で使用し、バリオスⅠ型は趣味用という事になります。
バリオスⅠ型は製造年が1992年式で28年前のバイクです。
私のところに来て、約5年となります。
最初のうちは、乗っては壊れ、乗っては調子が悪くなりを繰り返していましたが、今は本当に調子が良くなりました。
古いバイクの調子の悪い要因は燃料タンクです。
中に錆びが出て、その錆が原因でキャブも調子が悪くなる。
いくら、錆び取りやコーティングしても無駄です。(と私は思ってます)
ちょっとでも錆が残ればそこからまた錆が広がっていきます。
タンクの中は見えないし、その見えないところに錆が多いし、水分も溜まるんですね。
錆で小さな穴が空いて、燃料が漏れる事もありますし、バイクの周囲がガソリン臭くなります。
旧車のバイクを選ぶ時は燃料タンクは非常に重要な要素だと私は考えています。
そしてキャブレターですが、一度、同調をして内部も清掃された状態で、燃料タンクが錆び無であれば調子は安定するはずです。
ただ、4気筒のエンジンは年に2回ほどはパイロットスクリューで燃料と空気の調整をする必要があると思います。夏・冬でも違いますし、距離を走るとまた燃調も変化してくるからです。
そしてアドレス110ですが、最近は本当に良く乗っています。
通勤も遊びにも、ちょっとしたツーリングにも活躍しています。
50ccのスクーターと違い、パワーもありますし、車の流れにも乗れます。
大きな排気量のバイクを乗っている人も年を取ると最後には125ccのスクーターに落ち着くのではないでしょうか。
それだけ125cc前後の排気量のバイクは、重量や経済性、乗り易さなどを考慮すると、バイクらしさもあり、取り回しも楽で良い事ばかりだからです。
125ccクラスのバイクもカブからスクーターまで選択肢も多いし、安いマニュアルの車種もあります。
その上、125ccの単気筒4サイクルのエンジンは耐久性も高い。
4.5万キロは普通で、10万キロ以上走っているスクーターもあります。
駆動系のメンテナンスやオイル交換をきちんとしていれば本当に長持ちします。
バリオスとアドレスのどちらか1台を残すとなったら、私は間違いなくアドレスを選択するでしょう。
それは、今後の事を見据えて経済性、自分の老化を考慮してのことです。